シネマ下北沢の人気オムニバス企画刑事まつりシリーズ第4弾の「新・刑事まつり 一発大逆転」。今回トークゲスト招かれたのは、『よいこのでか』を監督した大森立嗣さん、出演者の飯田孝男、青柳友之、あと今回役者として出演している井筒和幸さんでした。

飯田「大森さんとは、彼のお父さん(麿赤児)のファンでした。彼の息子さんがこんな立派に映画を撮るようになるなんて。」
青柳「僕は大森さんは大学時代の先輩後輩の関係です。」
劇中、飯田さんと青柳さんはテンションの高さと息のあった演技でいいコンビぶりを発揮している。しかしお2人によると、撮影中はどういう話なのかいまいちわからなくてとまどいながらの撮影だったという。これには井筒監督(今回は役者です)も過剰反応。大森監督の趣向を誰もわからないままだったという。それに対して大森監督の答えは「別に役者さんに理解してもらった上でなくていいかなーと思っているのでこれでいいんです。」と堂々と返答。

井筒監督はいささか興奮気味に、「この映画ごっついシュールやで!ブニュエルを継ぐのは大森しかいない!こいつ監督キ○ガイやで!!」と吼えた。

それもそのはず、大森監督いわく「本当はタイトルを 『よいこのでか』じゃなくて『キチ○イ刑事』にしたかった。」という話も飛び出しました。さすが井筒監督、見抜いてますね。

☆「新・刑事まつり 一発大逆転」はシネマ下北沢にて公開中!!

■作品紹介「新・刑事まつり 一発大逆転」
■公式頁「新・刑事まつり 一発大逆転」

(綿野かおり)