シネマ下北沢の人気企画刑事まつりシリーズ第3弾「最も危険な刑事まつり」、今回のトークショーは『ウルトラマソ刑事』を監督した佐藤佐吉さん、出演者の嶋田久作さん、中村靖日さん、『行列のできる刑事』監督の小泉徳宏さん、出演者の鬼丸さん、眞島秀和さん、森下能幸さん、田中要次さんを迎えての、ゲスト多数でにぎやかなイベントになりました。

先ほど開催された今年のカンヌ映画祭に正式出品された三池崇史監督の『牛頭(GOZU)』の脚本を担当した佐藤佐吉監督の『ウルトラマソ刑事』には、“ゴーズ星人”なる敵として三池崇史監督が出演しているが、それは実ば突然スタジオに潜入してアポなしで撮影を敢行しているという。ウルトラマソ刑事役の中村靖日さんですら“ゴーズ星人”が誰だか知らされないでやっていたそうです。それで突然三池監督に<あんなこと>をするハメになってしまうなんて・・・。ウルトラマン映画に多く出演している嶋田久作さんは、噂ではマトリックスリローデッドの試写を見た後、「刑事まつりの方が面白い。」といったとか。

観客による人気投票で現在第1位を獲得している『行列のできる刑事』を監督された小泉徳宏監督は、実は雑誌による「刑事まつり参加監督公募」で今回参加が決定した。生まれながらになぜか自分の後ろに人がついてきてしまい行列ができてしまう性質の主人公の刑事を演じた眞島秀和さんは、「撮影中、撮ってないときでも後ろの人たちがくっついてきて面白かった」ともらす。

小泉監督の作品の出演していながらも、同時公開中のシリーズ第4弾の「新・刑事まつり 一発大逆転」の方で監督として参加されていることから、「刑事まつりシリーズ全体としては一体感を感じているけれど、第4弾監督としては第3弾には少なからず対抗心がある。」と複雑な心境を話してくれた。

☆「最も危険な刑事まつり」はシネマ下北沢にて公開中!!

■作品紹介「最も危険な刑事まつり」
■公式ページ「最も危険な刑事まつり」

(綿野かおり)