ラッパ我リヤを主演に、カルト作『発狂する唇』『血を吸う宇宙』で人気の佐々木浩久が監督した、異色SFデスゲーム映画『スリー・オン・スリー』。今回のトークイベントには、劇中悪役として登場する日向崇、新井雄一郎、そして数少ない女性出演者の一人の松本未来を迎えて行なわれた。もちろん、監督である佐々木監督も参加しています。

新井雄一郎「佐々木監督は今までにもとても面白い映画を撮る監督なので出演できてとてもうれしかったです。」
佐々木「新井くんは、とても一生懸命にやってくれたのでびっくりしました。あの役をそんなに一生懸命にやってくれるとは思わなかったので。」
日向崇「僕は初の悪役に挑戦しています。面白いですね。目の力を強くしたかったので、じっと瞬きをしないようにするような芝居だったんですけど、ドライアイなので辛かったです。」
佐々木「松本未来さんの役は、本当はもうちょっと少なかった。けど、現場は男だけでみんながもっと未来ちゃんに現場にいて欲しいという気持が高じて出番が増えました。三輪ひとみにしろ彼女にしろ、映画としては居なくても何の問題もない役なんです。昔の東映映画でいったら、山城新吾とか由利徹みたいな、いなくてもいいんだけど必ず出ているみたいな役(笑)。そういう余計な存在が僕の映画にはなくてはならなくって、そうしないと僕の映画にならないんです。」

☆『スリー・オン・スリー』はテアトル池袋にてレイトショー公開中!!

□作品紹介
3on3 スリー・オン・スリー

(綿野かおり)