4月16日よりフジテレビにて放送される新番組、アニメ『ガドガード』。”ユニット74”と呼ばれる未来の街を舞台に、主人公・真田ハジキが出会った人型機械−−鉄鋼人ライトニングとの活躍を描いてゆく、SFアクションドラマである。遥か未来の世界の話でありながらも、どこか懐かしく、なじみのあるような気持にさせる街で真田ハジキが出会う友人、ライバル、大人達、親といった人間達が紡いでいく青春群像ドラマも見どころのひとつになっている。今回は第3話アフレコ中のスタジオにお邪魔して、キャストの声優陣に作品について語ってもらった。

鈴村健一(真田ハジキ)「とても不思議な作品で、今までにない感じの作品です。音楽も聴かせてもらったんですけどジャズで、パッと見のインパクトが強い作品ですね。話もこれからどんどん人間関係がふくらんでくるんでどうなっていくんでしょうという感じです。ロボット物なんですけど、あまりロボットロボットしてないというか、みんながどのようにロボットと出会ってどんな風にロボットを使っていくかが見どころです。いい意味で期待を裏切るものになると思います。」

諏訪部順一(カタナ)「キャラクターはかわいらしいんですが、世界観がすごくしっかりとしている作品です。若い主人公たちがどういう風に成長して行くかがみどころです。自分が演じているカタナという役は謎が多いんですが、そういうキャラクターが他のキャラクターと接していくことでどう変わっていくかが自分としても楽しみです。」

倉田雅世(アイコ・マリー・ハーモニー)「すごく独特のテンポがあって、未来のお話なんですが、ちょっと懐かしいような雰囲気もありつつ、ロボット物なので未来の雰囲気もありつつで、それぞれのキャラが背負っているものがあって、生活していく中でいろんな発見があったりとか疑問があったりとかを紐解いてくような作品です。」

折笠富美子(篠塚アラシ)「未来の話しなのに街の感じがセピア色だったので、そういうところがすごく魅力的だと思いました。個々のキャラクターもとても濃い感じですね。アラシは結構人に内気な部分があってのですが、ハジキに興味をひかれて、追いかけているところです。今後どんな風になるんでしょうか?とても楽しみです。」

山口由里子(ワンダ)「ワンダはジャック役の江原さんとコンビの役なんですが、色っぽく、妖しく、そしてチャーミングに最後まで演じ掴みどころのない、だけど興味が湧く役だから終わってからも『あれ?あの役ってどういうことだったの?』というような印象に残る役にしたいです。」

江原正士(ジャック)「今回はアウトロー、無頼漢です。山口さんと同じで『どこへ向かっているのかわからない』です。わかっているのは、どうやら小悪党であるということだけでした。山口さんのワンダと僕のジャックは1セットで、もうひとつ石塚さんと井上さんの蜂須賀とカトリーヌも1セットで、このやや古い(!?)世代との世代間のコミュニケーションがどういう風に描かれて行くのか。そこらへんの世代の違いもまだ話の全体像がみえてないのでわからないことばかりなんですけど、とても楽しみにしているところです。」

★『ガドガード』は4月16日よりフジテレビにて毎週水曜深夜2時58分放送(「あにめ缶」内)!!

◇公式頁『ガドガード』

(綿野かおり)