『WELCOME TO JAPAN!』歓迎の言葉を書いたお手製のうちわやボードを持ち、ダニエルファンはいまや遅しと王子様の登場を待つ。興奮と熱狂!
ダニエル・ラドクリフ来日記念舞台挨拶が行われた有楽町・丸の内ピカデリーはこの日、まるでジャニーズのコンサート会場にいるような熱気に包まれていた。

映画の主人公よりも少し大人びて見えるダニエル・ラドクリフ君が会場に姿を現すと待ちわびたファンから悲鳴に似た歓声が上がった。一斉にたかれるフラッシュにも動じず、笑顔を見せる姿はさすがの貫禄。ファンの熱烈歓迎ぶりに応えようと日本語での挨拶も披露した。

ダニエル・ラドクリフ−−「日本のみなさん、こんにちわ!日本大好きです。日本てファンタスティックな国ですね。ホントに楽しんで作ったので皆さんも楽しんで観て下さい。」

一生懸命日本語を話すダニエル君のかわいさに大満足の会場。

同席していたプロデューサーのデイビッド・ヘイマン氏も次のように日本の印象を語った。

デイビッド・ヘイマン−−「こんな素晴らしい体験をしてファンタスティックです。日本映画も日本の食べ物も大好きです。」

12/6(金)16時から発売された1392枚の舞台挨拶席指定券は7日(土)10時には完売し、会場の外にはチケットを求める女の子の姿を目にした。幸運にもチケットを手にし、生ダニエルを満喫したファンは涙を浮かべ、「私嬉しくて死んじゃうかも。」なんてつぶやいていた。

わずか10分程度の舞台挨拶だったが、ダニエル君の魅力が十分に伝わってきた。
日本を気に入ってくれてるようなので次の来日も期待せずにはいられない。
ハリー・ポッターの魔法はまだまだ解けていない。
(浦本 直美)

なお『ハリー・ポッターと秘密の部屋』は2002年11月23日から丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にて公開中