ラジオ大阪の人気番組ゾーン「1314V-STATION」から誕生した、人気声優総出演の青春アクション・ムービー『Vステ・ザ・ムービー「EAT & RUN」』がこのほど完成、11日大阪での特別上映に続き、8月14日ゆうぽうと簡易保険ホール大ホールにて東京上映会が開催された。スタッフ、キャスト、リスナーそれぞれの本気と熱い支持が共鳴しあって製作された本作、そうした背景と、この日を逃すと二度と大画面では観ることが出来ないというプラチナ性から広い会場は多くの観客によって埋め尽くされて、会場のテンションは絶好調。そんな熱い空気の中、本作の主役である“スリル・ジャンカー”コンビのユウコ、リカコを演じた宮村優子さんと、愛河里花子さんが舞台に登場、踊る!飛び跳ねる!ブリッジする!!の華麗?なパフォーマンスで、会場を沸かせる。
 その後、二人に紹介され和田卓也監督も登場。見所は?と聞かれ、きっぱり「全部!」と答えた和田監督。本作演出のオファーを受けた際、出演している声優人の映画を作りたい!という本気印にふれたことから、「アニメチックな作品にはしたくないが、アニメっぽい面白さは描きたい」と、同じく本気印で演出に臨んだとのこと。そういった、ボーダーレスな面白さの追求は、例えばオープニングタイトルの演出は『超時空要塞マクロス』などで知られる板野一郎氏に自由に任せ、“板野サーカス”とも言うべき描写で二人組みの走りをご機嫌に見せてくれる。そうした、様々なエネルギーの結集と、そして何より主役のお二人の“フード・アクション”が見所だ。
 そのほか会場限定で先行販売されたDVDほかグッズ関連を絶妙なノリで紹介しているうちに、舞台挨拶も大詰め。「やっとこの日を迎えられて、本当に嬉しい。是非、今日の感想はハガキかメールで番組に送ってください」(愛河さん)、「皆さんの熱気が非常に嬉しい。ここに集まった皆さんは、我々スタッフ・出演者の絶対的な味方だと思ってますので、これからも応援してください」(和田監督)、「大阪での上映の後、メール等を番組に沢山いただき、期待以上だったという感想に私達もすごく嬉しく思いましたが、今日の皆さんもそう思ってくれ、皆さんの声からパート2もできたら嬉しいです」(宮村さん)、それぞれからの挨拶が終わると、舞台と会場が一体になって「Vステ・ザ・ムービー「EAT&RUN」」の掛け声で、いよいよ待ちに待った上映がスタートした。

なお、『EAT & RUN』は、2002年2002年9月25日よりDVDリリース(販売元:ビームエンターテイメント/発売元:カプコン)!
(宮田晴夫)

□作品紹介
EAT & RUN