前作「青〜chong〜」でグランプリ。李 相日監督長編最新作はデビュー作のようなもの
前作「青〜chong〜」で「PFFアワード2000」グランプリを受賞した李 相日(リ・サンイル)が真っ向から挑む、親子の絆!
−−−作品が完成して感想は?
前作で4つの章をいただきましたが、今回の作品が初作品という気持ちで作っていますので、見ていただければと思います。
監督の李 相日さんから出演者の沢木 哲さん、前田綾花さん、光石 研さん、村上 淳さんが紹介され、段取りでは面白くしようと決めていた村上 淳さんは、ワインボトルを片手に登場。
また、出演者の皆さんからコメントをいただきました。
沢木 哲さん「初めてというくらい過酷なスケジュールの中で撮影しまして、その中でみんなに支えられながらどうにか撮りきって、1週間くらい前に初号を拝見したのですが自分が想像した以上の力強い映像になっていまして満足しています。」
前田綾花さん「まだ、見ていない方に何を言っていいのかわかりませんが、まずは見てください。」
光石 研さん「監督は、誠心誠意力をこめて作った作品なので、見てください。」
村上 淳さん「えらい、みんな普通にまとめたなぁ。脚本が役者をよぶ。監督があったこともない役者を呼ぶという今回貴重な体験をしました。」
と堅苦しい挨拶のあと、撮影や監督との撮影中のエピソードが紹介され、緊張して前田綾花さんとはほとんど会話がなかったとか、綾花さん話そうとすると監督は逃げてしまってとか。光石さんと村上さんについては、希望していた俳優さんで「村上さんとはキャチボールができたので、その場でいろいろアレンジしながらシーンをつくれたのですごく楽しかった」と李監督。
完成したばかりの作品の今後の上映に期待したい。
□ぴあフィルムフェスティバル
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