6月27日、深夜、いつもの如くピッチが振動しはじめた。
「はい、もしもし…」
「ワシズです、どーも」
「ども、ども!火曜は試写でお世話様…ってその後もなんか、日に3回くらいは電話で話してる気がしますが気のせいでしょうか?ところで、ワシズさん、昼間話した『狼男アメリカン』のDVD買いました?」
「売ってなかったけど、輸入版LDがあるから別にいいよ」
「マジでいいんすか?3000組限定生産だし、かっちょいいマウス・パッドついてますよ」
「…(電話の向こうで動揺が隠せないのが伝わってくる…)いいよ、明日探しにいくから。それより、なんかないっしゅか。日記のネタ…」
「う〜ん、会見でジョン・ウーが次回作は『フェイス・オフ』女版みたいなのを撮るって言ってたから、カーペンターにはヒロイン版スネークを撮ってもらいたいとかどぉっすか?勿論ヒロインは、菊川怜でワシズさんがコンサルタントとしてスネークさまの偉大さを彼女に叩き込むと。そう言えば、初日にトークショーで洗脳するって話どうなったんですか?」
「勝手に作らないでよ(苦笑)。確かに『エグデシ』はいいのに『LA』駄目発言は、要指導だけどね。そうだ、初日プレゼントとか決まったからそっちでも紹介しといてよ。ファン感涙のレア・アイテム。火星警察のピンバッチだ!」
「おぉ、一時某試写室に行く時、抗議の意を込めて必ず胸につけてたけど、誰にもその意図を気づいてもらえなかったってアレですね(笑)。でも、僕もう持ってるからな…」
「意味無くあげたんじゃないよ。それデジカメで撮って画像アップしておくように。」
「へいへい、ってことで一番上の画像がそれです。因みにバックは、プレス・シート。」
「他にも、観にいった回数によって豪華商品が貰えるスタンプラリーもやるし、初日に渋谷に来た人で僕に気づいた人には、僕個人からのプレゼントもあるんだよ」
「なんか、100%持ち出しじゃないすか(爆笑)。みんな、身を削ってるワシズさんと、カーペンターに愛の手を!って言うか、僕的にも何度見てもどこを切ってもカーペンター&50年代SFへのオマージュが、楽しくってしょうがない映画なんで、東京ファンタにはタイミングが合わなかったけど、これ観ない奴はファンタにくるな度★★★★★です。それはそうと、俺Tシャツ欲しいんですけど、試写の3回もカウントしてくれます?」
「何甘いこと言ってるかね。僕は試写で12回(来週には13回)観てたって、鑑賞券二桁買ってるんだから、そこは心得てくれなきゃね」
「じゃあ、そういうことで、ロードショーまで1週間!『ゴースト・オブ・マーズ』は7月13日よりロードショー公開なんで、皆で日参して盛り上がろうぜ!」

なお、ワシズ氏は本日『狼男アメリカン』のDVDを手に入れた模様。せっかく、プレミア価格で売りつけようと思ってたのに!

※もしかしたら、本稿にはフィクションがある…かもしれません。でも、下記の告知はマジです。
(殿井君人)

『ゴースト・オブ・マーズ』スタンプラリー
(シブヤ・シネマ・ソサエティのみ)

 専用の用紙を配布し、『ゴースト・オブ・マーズ』に上映期間中の間、ご来場の度にスタンプを押します。公開が終了した時点で用紙を回収し、とにかく見た回数が多い方から、上位10名様に、他では絶対に手に入らない、BOUNTY HUNTER×『GHOSTS OF MARS』特製コラボTシャツ(非売品)をプレゼント! 獲得ポイント状況も後日発表します。

初日全員プレゼント!
(シブヤ・シネマ・ソサエティ、ヨコハマ・シネマ・ソサエティの両館

 初日7月13日(土)には、劇中に登場する「火星警察」のマークをあしらったピンバッチを全員にプレゼント!

7月20日(土)各回先着5名プレゼント!
(シブヤ・シネマ・ソサエティのみ)

 7月20日(土)には、各回先着5名様に『ゴースト・オブ・マーズ』オリジナル・マウスパッド(非売品)をプレゼント!

□作品紹介
ゴースト・オブ・マーズ

□公式頁
<ゴースト・オブ・マーズ(ゴースト・オブ・マーズな日々連載中)

□「ホラー談義 ワシズのいけにえ」
ああ、『GHOSTS OF MARS』よ。ジョン・カーペンター監督の幻の新作についてちょっと語ろうか……。第1回
ああ、『GHOSTS OF MARS』よ。ジョン・カーペンター監督の幻の新作についてちょっと語ろうか……。第2回
ああ、『GHOSTS OF MARS』よ。ジョン・カーペンター監督の幻の新作についてちょっと語ろうか……。第3回幻の新作『GHOSTS OF MARS』に見る、ジョン・カーペンター作品のヒーローと侵略。
ああ、『GHOSTS OF MARS』よ。ジョン・カーペンター監督の幻の新作についてちょっと語ろうか……。第4回
『ゴースト・オブ・マーズ』劇場公開決定。私は思う……カーペンター・ファンよ、今こそ立ちあがれ!!
“J・カーペンター作品は、カッコイイ”宣言。
ジョン・カーペンターが語る、映画への愛情