魂を凍らせるサイコ・ホラー誕生
美女たちに翻弄され、男の人生は狂い始める…
リアルな恐怖が迫る、大人のためのサイコ・ホラー

 ある雨の夜、家路を急ぐ男の前に現れた赤い傘の女。和服姿も美しいその女は、さりげなく男に傘を差しかける。男は同じマンションの住人だと思いこみ、同行するが、女は意外な言葉を口にした。「私の夫とあなたの奥さんは不倫をしている。私たちも…同じことをして、復讐してやりませんか?」—それは、これから始まる恐ろしいドラマのプロローグにすぎなかった…。
初日、出演俳優の斉藤陽一郎さんを招いてトークイベントが行われました。

塩田時敏−−−−「役者仲間はいますか?」
斉藤陽一郎−−−「あまりいないんですが、光石研さんとは、ぼちぼち・・・」
塩田時敏−−−−「映画デビューは?」
斉藤陽一郎−−−「青山真治監督のhelpness」
塩田時敏−−−−「もう、青山真治監督の作品でかかせないキャストですね」
斉藤陽一郎−−−「えぇぇ、まぁ」
塩田時敏−−−−「私も三池組にはかかせない役者なんですが(笑)、青山監督や市川準監督など出演してみてどのような印象をお持ちですか?」
斉藤陽一郎−−−「僕を使ってくれる監督、すくないというか好き嫌いがはっきり分かれるようで、監督と俳優は、相思相愛のような関係みたいで自分を好きな監督は自分も監督gが好きという感じですね。」
塩田時敏−−−−「嫌いな監督にはまぁ出たいと思う人はいないと思うのですが・・・、以前に青山監督に聞いたことがあるんですが、なぜ?斉藤陽一郎を起用するのか?」
斉藤陽一郎−−−「なんて言っていました?」
塩田時敏−−−−「分からないって(笑)、微妙な相性みたいだって」
斉藤陽一郎−−−「そうですねぇ。昔は夜の11時くらいに集まって朝までとか、今は忙しそうで、なかなか会えませんが。」
塩田時敏−−−−「この作品の当麻監督とはどうでしたか?」
斉藤陽一郎−−−「そうですね、いい方でしたね。やりやすかったですね」
塩田時敏−−−−「僕の認識だと、あまりいい人はいい映画が撮れないような気がするんですが、だいだい根性のある奴が面白い映画を撮ったりするんですが」
斉藤陽一郎−−−「うつつは、どんな感じですか?」
塩田時敏−−−−「うーーん、今日はやめときましょう、例外もあるんで(笑)“tokyoeye”はどうでしたか?」
斉藤陽一郎−−−「とても面白い監督でしたね。楽しかったですよ。」
塩田時敏−−−−「今後の出演作のご予定は?」
斉藤陽一郎−−−「特に予定はないですね。ぜひ、紹介していただければ」
塩田時敏−−−−「僕も次の作品の話は着ているんですが(笑)」
斉藤陽一郎−−−「すごいですねぇ、宣伝はしておかなくっていいんですか?」
塩田時敏−−−−「まだ、クランクインはしていないので、企画も通っていないので、分かりませんが、車椅子に乗った殺し屋の役なので・・・」
塩田時敏−−−−「最後に見所を」
斉藤陽一郎−−−「自分が普段本当だと思っていることがいかに本当じゃないかということを考えさせてくれるような、見終わった後も考えさせてくれる、疑問を大切にもって欲しい作品ですね。」

ちょっと過激に書けないような秘話まで飛び出しどっちが司会なのか分からなくなるトークイベントでした。
本作は、シネリーブル池袋を皮切りに全国ロードショー公開されます。

□作品紹介
うつつ