竹内義和原作の「夢なら醒めて……」を監督は〈ピンク四天王〉として強烈な個性をもつ佐藤寿保、瀬々敬久、佐野和宏らと並ぶ監督として人気の高いサトウトシキ監督が一般映画「青空」に続いてメガホンを撮ったサイコ・ファンタジー小説を映画化。
主演は、映画を中心にCMなどで活躍して前田綾花がアイドル浅香アイを演じる、前田綾花は、本作のほか今年は、主演作が多数控えており、待機作品として今年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に出品された「アイアムワン」や「Summer Nude」「Border Line」など。女優・麻生久美子と同じ事務所の後輩にあたるため、期待の若手女優。
相手役には、昨年「殺し屋1」でイチ役を演じ、今注目の若手俳優・大森南朋が、アイドルを追いかけるストーカー役で共演。ほか、作品を支える個性派俳優、戸田昌宏、清水ゆみ、田中要次、諏訪太郎などが出演。
完成披露試写会に監督ほか主要キャストが全員揃って舞台挨拶が行われた。

−−−アイドル役を演じてどうでしたか?
前田綾花「アイドルの人は普段でも笑ったりしているのなかぁちょっと考えてみてやってみたのですが、アイドルだからといって意識したつもりはありませんでした。」
−−−印象に残ったシーンは?
前田綾花「海に入ったのですが、冷たくって寒かったです」
−−−難しい役だった
大森南朋「監督の指示に従って、その場その場でやってみてました」
−−−難しい役だった
大森南朋「監督の指示に従って、その場その場でやってみてました」
−−−前田綾花さんと共演してみての感想は?
大森南朋「とても楽しかったです。」
−−−撮影に参加されてみての感想は?
戸田昌宏「撮影時期がとても寒くって、それに加えて監督が厳しくって、撮影中に車の運転が怖くって、ちょっと危なかったという記憶があります。」
−−−撮影に参加されてみての感想は?
渡辺真紀子「寒かったという記憶と撮影中にスタッフがひとり減り、ふたり減りと、理由は撮影が厳しかったのだと思いますが・・・」
−−−撮影に参加されてみての感想は?
田中要次「さすがサトウトシキ監督ですから粘りますからねぇ、私はちょっとしか出ていないのですが、前田綾花ちゃんの水着が見られたということが良かったですね。どんな役かは見てのお楽しみです。」
−−−撮影中のエピソードとか
清水ゆみ「歌を歌ったのですが、難しかったです。あと、自殺をする役だったので、経験が無いので(笑)どんな風に演技をしたらいいのか悩みました。」
−−−ここを見て欲しいというシーンはありますが?
サトウトシキ監督「役者さんの演技に注目して欲しいです。」
−−−海外の映画祭に参加されたり、ピンク映画でも海外から招待されたりしていますが、一般映画を撮影するに当たって意気込みなどは?
サトウトシキ監督「挑戦というわけではありませんが、いつもは、ピンク映画という60分ないし70分の作品を撮っていますが、少しはむくわれたかなぁと思っています。」

本作の脚本には、「海賊版=BOOTLEG FILM」「殺し」「歩く、人」(2002年9月より三百人劇場にてロードショー公開決定)などの監督作で3年連続カンヌ映画祭正式出品されるという小林政広監督が脚本に参加、「ガメラ」シリーズなどの原田智生の特殊造形などクリエイターが集まった。
サトウトシキ監督が描く究極の愛のドラマ、『PERFECT BLUE 夢なら醒めて……』は、初夏よりテアトル新宿にてレイトショー公開。

□作品紹介
PERFECT BLUE 夢なら醒めて……