「日本映画を元気にしたい」の思いからスタートした“ガリンペイロ”レーベル第2弾作品『BOM!』が5月18日初日を迎えた。ひょんなことから一丁の拳銃を手に入れてしまった女子高生たちの姿を、はちゃめちゃで健気に、元気いっぱいで観ていて胸に熱いものもこみ上げて来るエンターテイメント・ムービーだ。当日は、本作の脚本も手がけた鹿島勤監督と、等身大の女子高生を演じた旬のアイドル女優6名が舞台に立ち、作品の見所などを明るく語ってくれた。

鹿島勤監督
——見所は、ここにいるこの人たちが可愛く騒いでいればいいかな。現場の雰囲気も明るく楽しかった。普段これだけ若い人たちに囲まれる機会はあまりないから、悪い気はしないよね(笑)。こちらが決め付けるんではなく、本人達が可愛く見えるように自由に演じてもらいました。

初音映莉子さん(京子役)
——監督はさっき女の子達が適当に騒いでればいいっぽいことを言いましたし、それもありますが、私は話の内容とかそれぞれの深い感情、日常に皆が持っているものを身近に感じて観て貰えればいいなと思います。

乙葉さん(美香役)
——皆とすごく仲良く出来たので、その仲の良さを観てくれればいいと思います。あと、女の子の中で私が一番年上なんですけど、皆から可愛がってもらって皆のほうが年上みたいでした。

小野麻亜矢さん(乱子役)
——観て欲しいところは全部です。現場はすごく楽しかった。鹿島監督とは3度目の仕事だったんですが、今回が一番優しかったです。

上原まゆみさん(歌帆役)
——見所は全部っちゃ全部なんですが、やっぱり自分のシーンは観て欲しいです。苛められる役で殴られたりもしてますんで。因みに、監督からも殴られました(笑)…演技指導でですけど。

小倉優子さん(遊子役)
——拳銃なのに問題を解決してくれるというのが見所です。監督さんからは、一回も演技での指示とかされなかった気がしますね。

小野愛さん(小夜役)
——見所は、私、男の人を投げ飛ばしました。これ私の特技を活かした部分です。それと、男の子っぽい感じでいったので、女の子から格好よかったって言われましたんで、そんな所を観てください。

 本作の撮影が行われたのは丁度1年程前とのこと、久々に舞台で再開したアイドル6名は、久々の再開を懐かしみつつ、作品内と同様それぞれに成長した互いの姿を確認しあっていたようだ。また、同じ顔ぶれで次のステップの作品なんていうのも期待したい。
 なお、『BOM!』はテアトル池袋にて、ロードショー公開中!なお、今後もトークショーなどのイベントや、プレゼント・キャンペーンが随時開催中だ。詳細は、下記リンクの情報をご参照のこと。
(宮田晴夫)

□作品紹介
BOM!
□関連情報
ガリぺロ情報局#2(テアトル池袋)