昨日(日本時間では本日)より、いよいよ全米でも各大公開がスタートし大評判の21世紀最大のヒーロー映画『スパイダーマン』。日本でのロードショー公開は5月11日(土)となるが、加熱するファンの期待に応えてゴールデン・ウィーク後半の5月3日〜5日に先行オールナイト&レイトショーを開催!なかでも、5月3日午後7時25分からの日劇1での先行レイトショーは、本国アメリカでのロードショー公開スタートに数時間先立ってのまさに世界最初の興行ということで、世界中のスパイダーマン・ファンから注目を集めていたといっても過言ではない。
当日は、昼前から多くのファンが日劇1に集結しだし、開演90分前には長蛇の観客を劇場ロビーに誘導するほどの人気と熱気に溢れる上映となった。この日の一番乗りは、トップ画像で顔を見せてくれているコスプレ・スパイダーマン君とメリー・ジェーンの2人連れ。午前10時頃、劇場着ということで、既に先行試写で作品を観ているが再び駆けつけたという熱狂的なファンだ。
この他でも集った観客の多くは、様々な“スパイダーマン・グッズ”を手にし、またスパイダーマンのコス・プレで来場するなどその熱さは相当なもの。開場を待つ間も友人同士、又はたまたまその場に一緒に並んだ見ず知らずのファン同士が、これから観る作品への期待と情報を交換し和気あいあいとしたムードだ。また、ファンのコスプレ以外にも、キャンペーンとして劇場入口に登場したスパイダーマンが場を盛り上げ、老若男女を問わないファンから握手ぜめにあったり、記念写真を一緒に撮ったりと大活躍だったのだ。
劇場に入場後も上映前の一時に、劇場限定グッズを販売する売店に長蛇の列が出来るなど、ファンのグッズ関連への注目の高さも目をひく。そして映画の方も、等身大のヒーロー像とサム・ライミのトリッキーな演出、そして最新VFXの連続に、客席からは大歓声の渦で、初夏最大の話題作という触れ込みに偽りのないフィーヴァーぶりだった。

□作品紹介
スパイダーマン
(宮田晴夫)