全米初公開週末3日間の興行収入が3310万ドルという同時期に公開された「E.T. 20周年アニバーサリー特別版」を抜き1位で前作(98年公開)のほぼ2倍近くのオープニング成績を記録した。ウェズリー・スナイプス演じる、人間とバンパイアの混血“ブレイド”が活躍するホラー・アクション第2弾「ブレイド2」の完成披露試写会が都内で行われた。
試写会当日、緊急の舞台挨拶が行われ、日本に来日中で本作でプロデューサーやウェズリー・スナイプスに熱望されて制作スタッフ、キャストとして参加されたドニー・イェンが出席した。
ドニー・イェンといえば、記憶に新しいのは、昨年末に公開されたSFアクション大作、釈由美子の初主演映画「修羅雪姫」でアクション監督と務め、日本にはお馴染みのアクション・スターでありアクション監督である。
今回、日本に来日中のドニー・イェンが舞台挨拶を行った。

−−−−作品に参加するきっかけは?
まずは、監督のギレルモ・デル・トロさんのオフィスに呼ばれ、作品に出演してほしいと言われ、そしてアクションの振り付けをして欲しいと言われました。そして1週間後にウェズリー・スナイプスの自宅に招かれて香港映画の話をしているうちに、私の出演している「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝アイアン・モンキー」(原題:Iron Monkey)
が特に好きな作品であると。貴方の経験を今回の「ブレイド2」で生かしてくれないかと。
−−−−ウェズリー・スナイプスさんは、本当にマーシャルアーツの経験があったのですか?
非常にマーシャルアーツでの経験を積んでいる人で、たいへん知的な人でした。
−−−−ハリウッド映画は何本目ですか?
2本目になります。
−−−−印象に残っていることは?
香港の時のようにあまり一生懸命働かない。予算が十分あるので、完璧を期する為にはじっくりと。大変だったのは、演技始動でコミュニケーションを取る事ですね。
−−−−この作品の見所は?
これからせっかく皆さんに見ていただくので、しゃべってしまっては楽しみが無くなってしまいますので、あまり語りません。

本作『ブレイド2』は、6月、初夏よりニュー東宝シネマ1にてロードショー公開されます。

□作品紹介
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3011
(YASUHIRO TOGAWA)