黒澤明監督初のラブ・ストーリー『海は見ていた』熊井啓監督が映画化!
巨匠が念願した、幻の企画がついに映画化! 巨匠から巨匠へと受け継がれる“魂の希望”の物語
都内で、黒澤明監督の映画化されていなかった脚本を巨匠・熊井啓監督と黒澤組のスタッフで映画化、このほど完成披露試写会が行なわれ、製作総指揮の日活・中村雅哉社長と監督、出演者による舞台挨拶を行なった。
中村雅哉社長は、この映画を是非とも成功され、引退するまでには、300本の映画を今後も製作していきたいと抱負を語った。
熊井監督は、黒澤監督の作品を映画化したわけですが、良く出来てあたりまえ、出来が悪ければ私のせいにされてしまう。
清水美砂さんは、「この日を心待ちにしていましたが、皆さんがホロホロってそぞろ歩きしたくなるような映画になればと思っています。」
遠野凪子さんは、「リハーサルを含めて半年間、役のことをだけを考えて生活してきました。江戸時代の愛の形というものを観ていただきたいと思っています。」
吉岡秀隆さんは、「僕が語るよりも観ていただいた方が、感想や気持ちをこれから見る方に伝えていただければと思います。また、僕の中でまた大好きな心に残る映画が出来たことをうれしく思います。」
『海は見ていた』は、日活創立90周年記念作品として2002年6月より渋谷東急ほか全国松竹・東急系にてロードショー公開
□作品紹介
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=2194
(YASUHIRO TOGAWA)