2001年サンダンス映画祭公式出品決定し、ワールド・プレミアが実現!上映は、アメリカ人も大爆笑し、そして今年2月、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、コンペ部門でジャパンプレミア上映、南俊子批評家賞受賞。
ついに、日本公開を迎え、渋谷シネ・アミューズはレイトショーにも関わらず会場は立ち見の状態で舞台挨拶が行われた。
藤田監督「昔からアイディアだけがあって5年前にサンダンス・NHK国際映像作家賞に応募して漫才師の話を書いたのですが、受賞して映画化した作品です」
剣太郎セガール「日本で始めての映画ということで、いろいろあって、やっぱり映画っていいなぁと。映画はいろいろなチームでやっていて家族みたいで出来ていくっていいなぁと、これからも続けていければと思います。台本をもらったときにとても面白かったんで自分が演じることを忘れてしまって濡れ場が3箇所あったりするんで、そこがまた緊張してしまって自分自身言いづらいのですが、本当にいい映画に出演させていただいて、この映画でステップアップになればを思います」
ぜんじろう「皆さん、本当に来て頂いてありがとうございます。本当に最高の脚本と最高のスタッフと最高の出演者、本当に最高のものが出来上がったと、これをいままでたぶんスタッフは何回が見せて、最高の下ネタ映画だといわれたことも多々あると思いますが、それは見た相手のセンスが悪いと思います。サンダンス映画祭に行ったときにお客さんは爆笑していました。その瞬間、これはいけるな。と思いました。そしてこの瞬間、この映画が一人歩きしようとしています。このまま話し続けると泣いてしまいそうなのですが、皆さんは娯楽映画として楽しんでいただき、感情を出して笑って、泣いていただければと思います。」
みれいゆ「本当にやっとこの時が来たなぁと嬉しいというよりは、ほっとしている感じです。私にとってこの作品は初めての映画出演で、何もかもが始めてでした映画をみていただければ分かると思いますが、始めての出演映画という一言では片付けられない沢山の経験や気持ちを得ました。この後もこの作品を思い出すたびに初心に帰るような気持ちになれると思います。女性の皆さんにはこの映画を観終わった後に何か感じていただければと思います。」
市田ひろみ「本当にはらはらしておりましたが、こんなに沢山来て頂いて本当に監督がどれだけ喜んでいただいているかと・・・、私は、平成5年の3月13日から藤田監督のお茶のCMでデビューしました。私は昔演技力が無くって女優を辞めたのですが、藤田監督が私の個性を生かしてくれて9年間お世話になりました。監督は長い間映画を撮りたいという夢をもっていて勉強しており。、サンダンスに優勝してこのように第1回目の映画ができて本当に喜んでいると思います。」
北川さおり「ストリップを実際にやっていまして、今回この映画がストリップ劇場が舞台になっていまして監督からスカウトされた経緯があり、映画に参加させていただきました。下ネタと言われていますが、映画はそんな中に笑いがあって涙があってしっかりと心に残るものがあって、まれに見る素晴らしい映画だと私は思っています。」

舞台では、プロデューサーも兼ね役者としても出演している市田ひろみさんが、藤田監督演出でメグ・ライアンとのCMに共演した時の話を出され、画面には映るかどうかわからないくらくの細かい演出をメグ・ライアンがしっかりとその演出テクニックを観察して、その細かい気を使った演出を気に入って監督を信頼してCM撮影が無事行われたそうです。
役者から絶大な信頼を持てる監督の感性に現場の雰囲気は良かったとか。日本語のまったく分からない役者でも現場が和むくらいスタッフとキャストが一丸となって作品は完成しているそんな作品が本作にはあるようです。
都内ではレイトショーからスタートして今後、全国公開される予定です。

□作品紹介
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=2638
(YASUHIRO TOGAWA)