『機動警察パトレイバー』ラジオ特番 収録

1988年4月よりリリースされた第1期 OVAシリーズ以来、今もなお人気の衰えない作品『機動警察パトレイバー』が、『WXIII 機動警察パトレイバー(WXIII PATLABOR THE MOVIE 3)』として、三度目の劇場映画化。3月30日よりシネリーブル池袋ほかで劇場公開される。(同時上映:『ミニパト』)

それを記念して、ラジオ特番の放送が決定。3月10日(日)、文化放送で収録が行われた。

冨永みーな、古川登志夫、千葉繁、池水通洋、二又一成、郷里大輔、大林隆之介、榊原良子、阪脩らメインキャストが勢ぞろいし、オリジナル・ミニドラマを展開。同窓会の雰囲気の中、過去の『パトレイバー』の回想などを絡めながら最新映画情報を紹介。

旧作を知っているひとなら、思わずニヤリと笑ってしまうような懐かしい話や、当時の裏話などもある、新旧ともどもファン必聴の番組『セイ!ヤング21 スペシャル パトレイバー前夜祭』は、文化放送、東海ラジオ、ラジオ大阪で、2002年3月23日(土)に放送される。(放送時間は、下記情報ページをご覧ください)

■情報:機動警察パトレイバー ラジオ特番

■コメント
冨永みーな(泉 野明 役)
アニメの収録をやっていた時と同じ様に大人な現場で、楽しかったです。このラジオ番組はOVAのようで、特車ニ課のメンバーの意外な面が見られる楽しい番組でした。

OVA、テレビシリーズ、劇場版と『パトレイバー』はすごい可能性のある作品だと思います。最近『パトレイバー』を知った方も昔からのファンも、どのジャンルから作品を見ても楽しめると思うんです。『パトレイバー』に新しいも古いもないので、今回の映画もそういう気持ちで楽しんでほしいなと思います。

古川登志夫(篠原遊馬 役)
このメンバーが一同に会すのは、なかなかないと思います。そういう意味でも楽しかったです。『パトレイバー』は好きな作品で、僕の代表作の一つになると思います。今回の映画で『パトレイバー』を知ったファンの方には、今までの作品も面白いので、ぜひ見てほしいと思います。

千葉繁(シバシゲオ 役)
久々に会った感覚はあまりなく、「パトレイバー劇団」というか「一座」というか…そんな感じがしました。収録時も「相手はきっとこう演技をするんだろうな」とか思いながら、とても安心感のある現場でした。最近は、ほかの作品などで現場に行くと知らない人が多くて、自分が一番の経験者で緊張することがあるんですけど(笑)、『パトレイバー』は、本当に気心が知れた人たちばかりなので、安心してできました。

「パトレイバー一座」は、これからも色々な旅回りとかするんでしょうけど(笑)、それが現実になることを祈っています。

大林隆之介(後藤喜一 役)
楽しかったです。オーバーなことを言うと、役者同志が心を通わせぶつかりあって演技をする楽しさはやってみないとわからないもので、すごい気持ちがいいんです。気の会ったメンバーと仕事をするのは何年たっても新鮮で、今日あらためて感じることができました。感謝しています。

二又一成(進士幹泰 役)
みんな変わりませんね。10年たってもきっと変わらないと思います。そう思ったくらい自然で違和感のない収録現場でした。楽しかったです。

池水通洋(太田 功 役)
こうしてレギュラーメンバーが全員揃うのは約4年ぶりですが、散発的にいろいろな作品で会うこともありますし、『パトレイバー』は長い期間やってきたので、会えば「家族」というか同窓会のような雰囲気に自然になりますね。(ドラマパートでも)それぞれのキャラクターにすぐ戻れました。

榊原良子(南雲しのぶ 役)
池水さんのおっしゃる通りで、楽しかったです。南雲しのぶというキャラクターは、演技の上で色々と研究材料になると言うか私の中ではおもしろい存在ですね。

阪脩(榊 清太郎 役)
『パトレイバー』に限らずレギュラーを長い間いっしょにやっていると、家族的な雰囲気が出来上がるんです。今回久しぶりにみなさんとお会いして、リラックスして演じることができました。

郷里大輔(山崎ひろみ 役)
楽しかったです。山崎ひろみはあまりしゃべらないキャラクターなんですけど、今日は、今まで演じてきた台詞を全部足した以上に喋り(笑)、たいへんうれしかったです。山?ひろみのことがますます好きになりました。