紅白を目指す?三池ワールドに皆はまる『カタクリ家の幸福』
先週16日の大阪での初日に続き、東京で三池崇史監督初のミュージカルコメディ映画『カタクリ家の幸福』の初日舞台挨拶が死ねリーブル池袋で行われた。劇場は、女性客中心に幅広い世代で埋め尽くされ、ハードタッチの演出の最近の三池監督の客層とは異なるが、それも三池マジックに、はまったといえる。
舞台には、主演の沢田研二さん、松坂慶子さん、丹波哲郎さん、三池監督。
出演のオファーを受けた沢田研二さんは、「すでに武田くんや西田さんが決まっており、皆さんがこれは三池監督の作品には絶対に出なきゃという雰囲気で、私も出演させていただきました」と。松坂さんは「撮影は、いきなり始まってしまうので、ダンスの練習も撮影現場のこの林の中で。。。とか、大変楽しかったです。」と。
丹波さんは、「いい雰囲気だっといえば、そうだし、そうでないと思えばそうかもしれないが、とても楽しかったです。」と撮影の雰囲気を丹波節で面白く語ってくれました。
三池監督は、「すでに海外でも不思議な評判が高く、楽しんでもらっている」と。
大阪での舞台挨拶では、沢田研二さん、松坂慶子さんのデュエット曲を紅白へと話題になったそうで、松坂さんは「昔、愛の水中花という歌を出しまして紅白には出れなかったのですが、沢田さんといっしょなら、いけるかなぁと呼んでいただけるとうれしい」と。沢田さんは「あのときは、TBSのドラマの曲、いまの紅白ならうけるかも、それよりお客の皆さんにいつも口ずさんで歌ってもらいたいし、CDも買ってほしい」と。
アイドル映画から任侠ものまで、昨日は『新・仁義の墓場』の製作発表会につづき、ミュージカルコメディ映画の初日。現在、『殺し屋1』『DOAF』が公開中とあって、今年も毎月どこかで三池監督作品が上映されているなんて雰囲気のある中、話題作が初日を迎えた。
3月9日は、同場所で、西田尚美さん、忌野清志郎さん、三池監督が舞台挨拶を行う。