8耐イベントマラソン2日目は、ゲストにギンティ小林&「映画秘宝」編集部を迎えて、その危ないツッコミに佐々木監督が言っちゃいけないネタを飛ばしまくるトークライブ!。映画秘宝誌No26でも『血を吸う唇』座談会を掲載して協力に作品プッシュしてるんだけど、そこでも載せられなかった過激なネタ中心にトークは進められました。
 最初は、本編にカメオ出演している黒沢清・中田秀夫両監督の他に実はもう一人有名監督さんに出演依頼をしていて、しかもグループサウンズの格好させる予定だったなんてお話からスタート。唐突・無闇にはじまるクンフー・アクションについては、今はワイヤーアクション全盛で本場香港でもできる人の少ない南派少林寺の型を大事にしたクンフーを、誰が喜ぶんだといいつつ、わざわざ狙う(笑)。三節棍とトンファーの対決も当然監督がこだわって決めたこと、クンフーアクションは妙に長いのが大事なんてマニアックなこだわり話の連発。最後のネタはオヤクソクの歌謡ショウについてなんだけど、今回入った3曲の成立経緯はとっても書けないお話ばかり。脚本にはもろに○○○○○○を歌うと書いてあったので仕方なく似た曲を作りました(笑)とか、あの歌詞は実はアレで、なんて言われてもそりゃ書けません。会場に来た人は、ええ話が聞けたハズ。
 また、来年1月19日にテアトル新宿で行われる映画秘宝のイベントでは、佐々木監督の最新作でやっぱり大問題作『ゾンビ極道』が上映されるという発表もありました。この作品は佐々木監督が深作欣二監督の演出を中心に70年代東映実録ものを徹底的に分析し、ナレーションは当時の雰囲気をなぞって監督自身が担当、しかもゾンビ映画(笑)という映画秘宝編集部も絶賛の怪作。ビデオ作品だから1月19日を逃がすと大スクリーンでは見られないぞ!!

 24日は[愛美のクリスマスプレゼント会]。クリスマス・イヴは愛美ちゃんのプレゼント・ゲットを目指せ!。

□作品紹介
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=85
(比呂)