映画『スケート・キッチン』の初日舞台挨拶が行われました。今回、映画の公開に合わせ、“スケート・キッチン“クルーのうち4名が来日し、舞台挨拶へ駆け付けました。

日時:5月10日(金)19:15~
場所:渋谷シネクイント スクリーン1
登壇者:アジャニ・ラッセル(インディゴ役)、カブリーナ・アダムズ(ルビー役)
ジュールス・ロレンゾ(イライザ役)、ブレン・ロレンゾ(クイン役)

左から
カブリーナ・アダムズ
アジャニ・ラッセル
ジュールス・ロレンゾ
ブレン・ブレンゾ

拍手に迎えられて登壇した4人。
初めての映画出演となった本作についてジュールスは「映画を撮り始めたころは緊張していたのですが、(クリスタル・モーゼル)監督と過ごす時間も多く、また映画に出てくるスケーターが友達でもあったので、撮影はとても楽しかった。」カブリーナは、「カメラの後ろで私も(自身のカメラで)撮影をしていたので、それが楽しかった。また映画の作り方を間近で観ることができて良かった」と撮影を振り返った。

彼女たち自身のエピソードを中心に組み立てた脚本をもとに、撮影が行われた本作。実際に公開された映画を観て「初めて劇場で観たときは違和感があった」が、「観ながら、撮影当時のことを思い出し、良い思い出になったなと思いました。」と話したのはアジャニ。サンダンス映画祭での上映に参加したジュールスは「ネタバレはしたくないですが、みんな笑っていたりとか、とても盛り上がっていました。」と当時を語った。

日本のガールズスケーターについて「言葉は通じないけど、スケートを通じて仲良くなることが出来るし、みんなスケートが上手でカッコいい」と語るジュールスは、昨年の来日時に「駒沢オリンピック公園スケートパークに行ってスケートをしました。路上で滑れるスポットがあればばぜひ滑りたい。」と日本での希望を語った。

それぞれにとっての<スケート>の存在について
「14年間スケートをしているので、人生の一部になっている」(カブリーナ)、「言語が話せない国でもスケートを通じて仲良くなれる、重要なコミュニティツール」(アジャニ)、「ストレスをリフレッシュするための癒し」(ジュールス)、「他の人と繋がるためのコミュニケーションツール」(ブレン)と語る4人、今後はそれぞれの活動をつづけながらもスケート・キッチンとして新たなプロジェクトが進んでいることも明かした。

最後に観客に向けてアジャニより、「この映画から良いバイブスを受け取って、持ち帰ってほしい。ぜひ楽しんでいってください」とメッセージが送られた。

2018/アメリカ/106分/ R15+/原題:Skate Kitchen © 2017 Skate Girl Film LLC.
監督:クリスタル・モーゼル
出演:スケート・キッチン(カブリーナ・アダムズ/ニーナ・モラン/ジュールス・ロレンゾ/アーディーリア・ラブレス/レイチェル・ヴィンベルク
/アジャニ・ラッセル/ブレン・ロレンゾ)、ジェイデン・スミス、エリザベス・ロドリゲス
配給:パルコ 宣伝:ビーズインターナショナル/リージェンツ