『イマジネーションゲーム』初日舞台挨拶 久本雅美・板野友美ら登壇!!
遂に話題の映画『イマジネーションゲーム』が、シネ・リーブル池袋他にて公開されました。
主演には、芸能活動35周年を超え、今なお、バイタリティ溢れるマルチなタレントとして活躍し、今年7月9日(月)には60歳の誕生日を迎え、本作で<還暦前に駆け込み映画初主演>を果たした久本雅美と、AKB48卒業後もTVやCMで大活躍し、活動の幅を広げている板野友美。現代のネットカルチャーを通じて、人間の表裏が交錯し、やがて大きな事件へと発展していく、新感覚のヒューマンサスペンスドラマです。
公開初日を迎え、W主演の久本雅美・板野友美、共演の仙石みなみ、監督の畑泰介監督が登壇する初日舞台挨拶が本日、7月28日(土)に、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催されました。
舞台挨拶では、撮影時のエピソードは勿論、タイトルに掛けて、イマジネーション(想像)して、現在とは違う人生を歩んでいるとしたら、若い頃の自分にアドバイスするとしたら?などの質問をぶつけました。また、監督から初日を迎えたサプライズとして、久本さん、板野さん、仙石さんには感謝の気持ちを込めて、花束贈呈のサプライズがおこなれましたが、何故か、久本さんだけ、“パンティ”花束がプレゼントされました。
『イマジネーションゲーム』 初日舞台挨拶
【日程】 7月28日(土)
【会場】 ヒューマントラストシネマ渋谷 スクリーン1(200席)
【登壇】 久本雅美(60歳)/板野友美(27歳) /仙石みなみ(27歳)/畑泰介監督(43歳)
【挨拶】 11:20~11:45(25分) *上映後舞台挨拶
――最初の挨拶
久本雅美:私も六十になって、友美ちゃんと一緒に初主演ということで、ネット社会のいま、女性かリアルに生きていく中でいろんな思いがあるということを監督が映画にしたいということで、出させていただきました。楽しんでいただけましたか?(客席から大きな拍手)
板野友美:(観客が)見た後の舞台挨拶は初めてで、みなさんの顔色を見ながら、どんな感じだったのかな? とうかがっています。私も大好きな作品で、多くの背中を押せる映画になればと思います。
仙石みなみ:初日を迎えて、やっとみなさんに見ていただけたんだと思うと胸が高まっています!
畑泰介監督:台風が来ている中、初日に来ていただいて本当にありがとうございます。ようやく初日を迎えて、台風が来る中を来ていただけて…みなさんの顔を忘れないように見て、帰りたいと思います!
――待ちに待った初日を迎えての気持ち
久本:(話し始めようとすると、マイクが前歯に当たって)あいたっ! すごいですねぇ。自分の前歯には勝てないです(苦笑)。本当に楽しい現場で、私も友ちゃんも役に対する強い思いがそれぞれあって、私は一切、「久本雅美を出すな」ということで、非常に怖い、複雑な役をさせていただいて、自分でも楽しく新たなもの感じました。みなさんに早く見ていただいて、どう思ったか知りたい気持ちでいっぱいだったので、公開にこぎつけてよかったです。今日、実は後ろでみなさんと一緒に少し見せていただいたんですが、最後の「ババア!」ってところ、もっと笑ってほしかったですね(笑)。みんな「なるほど」と納得してたでしょ…ちょっと! 気遣って!! 深く傷ついています(苦笑)。でも、大きな画面に自分が出てくるだけで感動的でした。
板野:(観客に)どうでしたか? (大きな拍手がわき起こり)ありがとうございます。 (見る前に)想像していたのと違ったんじゃないかと思います。
久本:入浴シーンは初めて?
板野:初めてです。
久本:みんな、嬉しかったんじゃない? (カメラが)足元から行くのが素敵でしたけど、中には私(=久本)かな? と思った人もいたんじゃないかと(笑)。
板野:結構深い映画で、このシーン、どういう意味? というシーンがたくさん盛り込まれているので、2回、3回と見ていただいて、気づく部分もあると思います。
仙石:役柄的には小生意気で、上司の真紀子に対しても生意気な態度でぶつかるので、最初は緊張して「どう演じよう?」と思ってたんですが、真紀子さんがものすごい剣幕で怒ってくださって、私も「負けないぞ!」って気持ちでできました。撮影のスタートがかかるまではいつもの明るい久本さんなんですけど、スタートがかかると、怖い部長に変わるので、ギャップにおびえていました(笑)。
久本:イヤだ! 女優魂見せちゃった? (劇中の怒るシーンで)FAXをドンってやるシーンで、監督に「ヌルい! もっと怖く! もっとキツく!」と言われました。油断すると出ちゃうんだよね、久本雅美が…。歯ぐきを隠すのに必死でした(笑)。
畑監督:(初日を迎えて)ホッとしてます。試写を経ていい感想もいただいてるので、こうして形になってよかったなと思います。何回か見て発見があると思います。10回くらい書き直したシーンもあるので、ミルフィーユのようにいろんなネタが重なってます!
――「イマジネーションゲーム」にちなんで、想像を巡らせて、
もし自分がいまと別の人生を歩んでいるとしたら?
久本: ファッションが大好きで、学生時代も洋服関係でバイトしてたし、口が達者でバイト先でもよく売るねーちゃんって感じだったので、口で儲けて、やり手の業界の売り子になっていたか、セレクトショップを自分で出してたかも…。間違いなく「ババア」って呼ばれてたと思いますけど…(笑)。
板野:動物が好きなので、動物と一緒に働ける仕事がいいなと思います。
久本:それいただきたい!
板野:動物園の動物、大きいゾウとかパンダとか大きい動物が好きなので、そういう動物の赤ちゃんの飼育をしたいです。
久本:100点の答えでしょ!
――最後にお客さまにメッセージをお願いします。まずは板野さんから…。
久本:(「板野さんから」と言われているのに、素で間違えて話しはじめようとして)はい…え? イヤだ!(苦笑) 耳が遠い! 「板野」と「久本」がわかんなくなってる!
板野:私もこの映画が大好きで、「女性の幸せとは何なのか?」という問いかけをしている映画だと思います。見ていただいて、それぞれの答えを探してもらえたら。2度、3度見て、女性だけでなくいろんな方の背中を押せる「明日からがんばろう!」と思える映画になったらいいなと思います。
久本:本当にひとりでも多くの方に見ていただき、何か感じていただき、一緒に出発できればと思います。口コミが大事だから、ひとり最低10人にはあたってください! 本日はありがとうございました。
舞台挨拶の最後に監督から久本さん、板野さん、仙石さんに花束が贈られたが、板野さん、仙石さんへの花束に比べて、久本さんに手渡された花束は小さめのサイズ…と思いきや、実は、久本さんの花束の花は、作品にちなんで赤いパンティーでできており、これには久本さんもびっくり!
久本:すごい! パンティーのバラの花! すごい! (客席に向けて)どなたかほしい人? 優しい…こんだけいて2人しかいないの(笑)? じゃあまずは2千円から! ありがとうございました。
久本雅美 板野友美
田中幸太朗 仙石みなみ 鷲尾修斗 長州小力 ヨッピー カリスマブラザーズ 水橋研二 東ちづる
小沢仁志 寺島進
企画・プロデュース / 音楽:菅野祐悟
製作:岡本東郎 高橋是彦
主題歌:板野友美「イマジネーションゲーム」(キングレコード)
監督・脚本・編集:畑泰介
配給:プレシディオ
©「イマジネーションゲーム」製作委員会