フィンランドで長く愛され続けるマリヤッタ・クレンニエミ原作の児童文学「オンネリとアンネリ」シリーズを映画化、本国フィンランドでは 3 週連続 1 位に輝き、その後シリーズ化された 3 作品はのべ 100 万人を動員し、国民の 5人に 1 人が観る大ヒットを記録した作品『オンネリとアンネリのおうち』。6/9(土)に YEBISU GARDEN CINEMA にて初日を迎え、本作の監督サーラ・カンテルがフィンランドより来日、登壇舞台挨拶を行いました。

「オンネリとアンネリのおうち」上映後舞台挨拶
6/9(⼟)12:00 の回、上映後・舞台挨拶 会場︓YEBISU GARDEN CINEMA

Q:細部まで可愛さが詰まった作品なのですが、どういったチームで制作されたのでしょうか?やはり、女性スタッフが多かったのですか?

■サーラ・カンテル監督:そうですね!今回のチームは女性のスタッフがたくさんいました。撮影監督や衣装デザイナーなどもたくさんいました。

Q: 本国では本作は大ヒットし、シリーズ化となって、今4作目の撮影を準備中と伺いました。本作の撮影時のオンネリとアンネリ当時 7 歳だったはずですが、今とても大きくなっていますか?

■サーラ・カンテル監督:撮影を準備している4作目は新たに、9歳の子をキャスティングしました。本作のオンネリとアンネリはすでに14歳になってしまったので、少し歳を取りすぎてますからね(笑)。ですので、本作のオンネリとアンネリは新しくキャスティングされた「オンネリとアンネリ」の師匠として、大変よく面倒を見てくれていますよ!

Q:本作ではいろんなキャラクターが出てきますが、フィンランド人の気質を表しているんでしょうか?

■子供たちは典型的なフィンランド人だと思います。とっても勇気があって、相手の事を世話したり、本当に好奇心が強いです。登場する大人たちもそういった感じであれば良いのですけど、ちょっと違いますね!

Q:本作ではフィンランドの夏至の季節を描いています。そして、夏至は非常に大切なお祭りとして祝われると聞いたのですが、どういった過ごし方をするのでしょうか?

■フィンランドにとって夏はとても大事な季節です。北の方の地域は、太陽の沈まない白夜が起こってますね。
夏休みが皆1ヶ月ありますので、努力して街から離れて自然の中に入り、家族と過ごしています。

原作「オンネリとアンネリのおうち」著者:マリヤッタ・クレンニエミ/訳者:渡部翠/出版社:福音館書店/監督・脚本:サーラ・カン
テル「星の見える家で」/脚本:サミ・ケスキ=ヴァハラ「旅人は夢を奏でる」/製作:テーア・フーテア、サリ・レンピアイネン/撮影:
マリタ・ヘルフォルス「星の見える家で」/衣装:アウリ・トゥルティアイネン/音楽:アンナ・マリ・カハラ/編集:アンネ・ラカネン
/ 出演:(オンネリ/黒髪の女の子)アーヴァ・メリカント、(アンネリ/金髪の女の子)リリャ・レフト、(バラの木夫人)エイヤ・アフヴォ、
(リキネン)ヤッコ・サアリルアマ、(ウメ・ボーシュ)ヨハンナ・アフ・シュルテン、(ノッポティーナ)エリナ・クニヒティラ、(プク
ティーナ)キティ・コッコネン 2014 年/フィンランド/フィンランド語/80 分/原題:Onneli ja Anneli /英題:Jill and Joy/© Zodiak
Finland Oy 2014. All rights reserved.配給:アット エンタテインメント 公式 HP www.onnelianneli.com