調布市に映画館が帰ってきた、以前は、パルコ6階にテアトル系の「パルコ調布キネマ」が2011年9月まで営業しており、約6年ぶりとなる。
調布駅周辺の再開発に伴い、トリエ京王調布C館の2階から5階に11スクリーンのイオンシネマ シアタス調布が29日にオープンした。
東京現像所、東映ラボテック、角川大映スタジオや日活スタジオ、石原プロモーションなど、映画・映像関連企業が多い調布市は、“映画のまち調布”を掲げており、今回オープンのシアタス調布は、長友市長からも「地域との連携と貢献を目指す」という強いコメントを語った。また、イオンシネマ片岡社長も「映画だけでなく、音楽コンサート、スポーツ中継、演劇、ゲームなど、さまざまなコンテンツ発信を行なう劇場」としてシネタス(シネマ+たす)という名称にしたそうです。

シネコンの規模は、11スクリーン、総座席数1,652席、10番スクリーンには、都内シネコン最大級となる536席、立体音響テクノロジー「GDC featuring dts-X」を東日本で初めて採用。幅約20mのスクリーンに、イオンシネマ独自の4ウェイ立体音響システムで構成する「ULTIRA(ウルティラ)」を常設。座席の間隔もゆったりとしており、入り口から段差なく移動が可能。
10月6日まで「この世界の片隅に.」、また「亜人」、「ダンケルク」が上映される。

また、5番スクリーンには、36席全席にフランス キネット製のシネマ専用最高級シート「ダイヤモンド・クラス」を採用、名称を「Gran Theater」と名付けた。座席には電動リクライニングシートでリラックスした体感で映画を鑑賞できる。「ラ・ラ・ランド」が10月12日まで、ほか「プラネタリウム」「ダンケルク」なども上映される。

今回のオープンに伴い長友市長は1人500円の「お出かけ支援策」お出かけ支援補助券を発行、市からも補助金を出すそうです。あわせて、映画の半券で地元190の商店街でのサービスも実施、映画の街・調布を強くアピールした。秋には既報ですが、イオンシネマと角川大映との提携で角川大映映画祭が全国のイオンシネマで行われます。また、シアタス調布では上映前に30秒の映画の街・調布のプロモーション映像が流れるそうです。

主な仕様は以下の通り

スクリーンNo. 座席数 車椅子用 スペース
1スクリーン 150席 2席
2スクリーン 82席 2席
グランシアター 36席 <0>
4スクリーン 79席 2席
5スクリーン 213席 2席
6スクリーン 128席 <0>  4DX
7スクリーン 196席 2席
8スクリーン 82席 2席
9スクリーン 98席 2席
10スクリーン 526席 4席 ULTILAdtsx
11スクリーン 62席 2席

合 計 1,652席 20席

公式サイト
http://www.aeoncinema.com/cinema/chofu/