松原智恵子芸歴55周年、話題の映画『ゆずの葉ゆれて』が、撮影地鹿児島市内の映画館 天文館シネマパラダイスでで完成披露試写会を迎えました。
本キャストの松原智恵子、飛び入り参加の山時聡真(子役)に、主題歌を提供した鹿児島は奄美大島で生活する元ちとせ、そして地元で活躍する映像作家 神園浩司監督が登壇いたしました。

【開催日】 8月2日(火)
【開催場所】 天文館シネマパラダイス 3F スクリーン1 
(鹿児島市 東千石町19−1 LAZO表参道3F)
【登壇者】 松原智恵子、元ちとせ、山時聡真(子役)、神園浩司監督

『ゆずの葉ゆれて』初日舞台挨拶 概要
【イベントの概要】
本イベントでは、この映画の完成披露を撮影地 鹿児島で行おうという熱い思いを、1年前に誓った監督をはじめとする製作スタッフの要望に応える形で、主演の松原智恵子が着物で、そして主題歌を提供した元ちとせが、完成披露に参加。迎えた喜びや、本作の見所などを熱く語りました。

【イベントの様子】
まず、完成披露を迎えた感想を聞かれると、松原『みなさんに来ていただいて嬉しく思っております。今日は映画を存分に楽しんでいただきたいです。』、芸歴55周年に関しては、松原『55年とは思ってなかった。この映画の宣伝の人に言われて、そうなんだって感じです。』、元『故郷である鹿児島を舞台にしたこの映画に出会いました。台本を読んで、スタッフとは、勇気を爽やかに、ゆずの葉が揺れる風を感じられる曲にしたいねと話し合いました。』、神園『撮影は、ちょうど1年前、雨が降ったり、桜島が噴火したりした中、苦労して撮った映像が、元ちとせさんに主題歌を提供いただいて、さらに素敵な映画にパワーアップしました。松原さんからは、役作り、セリフについて提案いただいて創っていった結果が私の撮影前のイメージ以上の役として映像に焼き付いています。』 そして、夏休みを利用して、家族旅行で鹿児島にやってきたという山時聡真(子役)『ぜひ、楽しんでください。一生懸命がんばりました。』と子供らしく元気に声を出すと、会場からは笑い声が響いた。

最後のあいさつでは、元ちとせも『わたしも頑張りました。』と山時君の言葉で笑いを最初に取り、『本編を見て、スタッフから大丈夫かって、心配されるほど泣いたのですが、この映画によって自分の中の思い出や、新しいものを見つけました。たくさんの人に届けてほしい。』と締め、
最後に松原智恵子も、『頑張りました。』と、これも山時君の言葉で笑いを取ると、『撮影した喜入という町は、緑がとにかく綺麗、地元のみなさんも本当に暖かく歓迎してくださいました。いつもロケ現場に向かう車から桜島が見えて、勇気をもらいました。劇中では、プロデューサーから音声見本のテープをもらって練習した鹿児島弁に挑戦していますので、ぜひ、楽しんでください。』と締めくくった。