激烈なアクションと、ほとばしる人間ドラマを鋭い感性で融合させる鬼才アントワーン・フークア監督が、演技派として知られるジェイク・ギレンホールとタッグを組んで贈る、感動の人間ドラマ『サウスポー』。全てをなくしたボクシングの元世界チャンピオンが、家族との絆を取り戻すため、過去の自分に別れを告げ、再びリングへ上がる姿を描く本作は、6月3日(金)に全国公開となります。

このたび、5月26日(木)にスペースFS汐留で行われた、本作『サウスポー』と「涙活」によるコラボ試写会に、シルヴェスター・スタローンのものまね芸人スタスタローンが登壇し、公開直前イベントを実施しました。

映画『サウスポー』×「涙活」 公開直前コラボ試写会イベント 実施概要
【日時】 5月26日(木)21:00〜
【場所】 スペースFS汐留 (東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F)
【登壇者】 スタスタローン(スタローンものまね芸人)、泣石家霊照(なかしや れいしょう)※泣ける落語:泣語家
【司会】 水無月まりえ、石山成人 
※敬称略

能動的に涙を流すことによって心のデトックスを図る活動を行っている「涙活」。泣ける映画・音楽・詩の朗読など毎回テーマを変えて月に1〜2度、涙を流すためのイベントを開催していることで話題の同団体が、このたび本作を感動映画と認め、コラボ試写会の開催に至った。

まずは上映前、泣ける落語:泣語家の泣石家霊照が、父と娘の感動ドラマを描く本作にちなみ、親子をテーマにした“泣語”を披露。感動的な雰囲気に包まれる中、突如、場内に「ロッキー」のテーマが!登場したのは映画史に輝く普及の名作『ロッキー』の主人公であるロッキー、つまり監督・主演であるシルヴェスター・スタローン、…の、ものまね芸人であるスタスタローン!
場内がア然とする中、ロッキー(スタスタローン)は、映画『ロッキー」のフィラデルフィアの街を駆け抜けていく名シーンが如く、客席を走り回る。遂にはステージに上がり、まるでロッキーさながら両腕を突き上げガッツポーツを決めると、「エイドリア〜ン!!」と絶叫!

続けざまにロッキー(スタスタローン)は「フォフ!『サウスポー』が感動映画とか言ってやがるけど、ボクシングの感動映画といえば昔も今も『ロッキー』だろ!『サウスポー』なんて絶対に認めない!エイドリア〜ン!!」。その後もひたすら激怒しながらいちゃもんをつけまくる彼だったが、じつは『サウスポー』を観てもいないのに文句を言っていたのが判明。ならばと急遽、この試写会で鑑賞し、その上で本作はどうだったのか、上映後に再議論することに。

そして上映後、ロッキー(スタスタローン)は再び客席を走り回りながら登場。本作を観た感想を聞いてみると「フォフ!俺はやっぱり『サウスポー』なんて認めない! と言いたいところだけど…、だだだ大号泣ですよぉぉぉー!!(泣)」と、まさかのリアクション! なおも目に涙を溜めながら感動ポイントを語りに語りまくると、「いや〜、さすがのロッキーも感動しましたよ〜、ほんといいですね! フォフ、フォフ、フォーフ!!」と、もはやベタ褒め!。

最後には、ロッキー(スタスタローン)が「感動ボクシング映画の名作」と認定した証として、彼から本作に対し【WKE(ワールド・感動・映画)ヘビー級】のチャンピオンベルトが贈呈され、「『サウスポー』が感動ボクシング映画の新チャンピオンだ! エイドリアーン!!」と大絶叫。あのロッキー(スタスタローン)にまで大絶賛されるという、この上ないお墨付きをいただいくという、光栄すぎる結末とともに、イベントは終了しました。