国内外から圧倒的注目を浴びる新鋭 真利子哲也監督の、満を持しての商業映画デビュー作にして衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』。脚本は真利子哲也と共に、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞優秀賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手 喜安浩平が担当。そして、世界が注目する新鋭監督のもとに、柳楽優弥(25)、菅田将暉(22)、小松菜奈(19)、村上虹郎(18)と日本映画界を担い、革命をもたらす若き才能が集結!さらには、池松壮亮(25)、でんでん(65)ら、主役級の存在感を誇るエッジの利いた演技派の競演も決定。若者の狂気と欲望を圧倒的な強度と密度で描き、昨今の日本映画の枠には収まりきらないパワーを持つ本作。公開初日を迎えた5月21日に(テアトル新宿ほか全国公開)、「ディストラクション・ベイビーズ 初日舞台挨拶」が開催され、主演の柳楽優弥さんほか菅田将暉さん、小松菜奈さん、村上虹郎さん、そして真利子哲也監督が登壇しました。

■日時: 5月21日(土)  本編上映後
■会場: テアトル新宿 (新宿区新宿3−14−20 新宿テアトルビルB1 TEL:03-3352-1846 )
■登壇者:柳楽優弥さん(26)/菅田将暉さん(23)/小松菜奈さん(20)/村上虹郎さん(19)
真利子哲也監督(34)

今を時めく実力派若手俳優たちが魅せる本年度1番の衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』の初日舞台挨拶(テアトル新宿)に主演の柳楽優弥ほか菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、真利子哲也監督が登場。上映後の熱気冷めやらぬ中、初日舞台挨拶はスタートしました。

立ち見のお客さんが出るほど、人で溢れかえった会場の様子に主演の柳楽は「素晴らしい幕開けができました。才能と魅力あふれる監督とスタッフ、キャストのみなさんと一つの作品を作り上げることができて、主演として感動しています。」と挨拶。村上は「インディーズの頃から好きだった真利子監督が本作でついにメジャー監督となりました。おめでとうございます。」と監督を激励。真利子監督も「この豪華なキャストでそしてやりたい題材で映画を作ることができました」と公開初日を迎えられたことに喜んだ。菅田は「ディストラクション・ベイビーズに参加できてとても嬉しいです。とても緊張します。でもそれだけ今日は大切な日です」と感慨深げに話した。

撮影当時を振り返った柳楽はポスターを指さし(狂気の表情の柳楽演じる泰良)「ほんとにこんな顔で街を歩いていたので、ケンカ売られないか心配だった」と話すと、菅田と村上は「柳楽さんはホントに怖かった」と口を揃えた。
裕也を演じる上で菅田は衣装合わせに過去最長に時間がかかったそうで、「この脚本からくる熱量はなんなんだ」と衝撃を受けたそうで、とにかく監督と色々話したそうで、「ここで全部バッと出したいな」と撮影時の強い想いを語った。
小松演じる那奈は菅田演じる裕也に劇中ではひどいことばかりされるが、そのせいか小松は撮影時「菅田さんが嫌いだった」との衝撃告白に会場は大笑い。「裕也もそうだし菅田さんまで嫌いでした」と小松が続けると、菅田も「僕も笑顔で(小松に)蹴られました」とやり返し、会場は盛り上がった。

公開前から映画監督や俳優など多くの絶賛の声をいただく中で、山田孝之さんのコメントはネット場でも話題になり、柳楽は感謝のメールを山田孝之に送ったら「(勇者)ヨシヒコに出ないか」と返信が返ってきたエピソードを披露し会場を沸かせた。

松山(ロケ地)の方言「伊予弁」に苦労したという菅田、小松、村上は「イントネーションが難しかった」そうで、村上が柳楽に「伊予弁話してよ」と振ると「しゃべってねーよ!(劇中で)」とほとんどセリフがない柳楽が突っ込む一幕も。キャスト陣の仲の良さを感じさせた。

そして先日の完成披露試写会で5人の拳の型をとった際のパネルが完成しお披露目された。

真利子監督は「いち映画ファンとしても見せるべき映画ができました。宜しくお願いします。」と話し、最後に柳楽が「ドラマチックな展開があるわけではない。でも見た後に何かを考えさせられる作品。多くの人に見てもらいたいです。」と締めくくった。

新鋭監督×実力派若手俳優による今年1番の衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』にぜひ、ご期待ください。