本日満席の中『アタック・ナンバーハーフ・デラックス』の一般試写会付きトークイベントが行われました。
ブルボンヌ司会の中、”嬉しくったって、悲しくったって、コートの中では平気なの”バブリーナ、”胎内にいるときからバレー一筋”エスムラルダが登場し、オネエ軍団として熱い喝さいを浴びました。そしてバレーボールと言えば、元全日本バレーボール選手の大スターで現スポーツキャスターでもある大林素子さんが登壇!

登場するなり「こうして並ぶとさ、いちばん大きい“お仲間”って感じ!」とオネエ軍団に言われた大林さんは「仲間を越しちゃった、私がいちばんオネエみたい!だってこの衣装いただいたとき少し汚れていたんですけど、実際に撮影で使われていた衣装だったんです。サイズがピッタリってどういうこと?(笑)」と会場を笑わせました。

「タイの国体で優勝したのがオネエさんチームだったのだけでも驚きなのに、実話化した映画がタイの興行成績2位をとっちゃったんです!」と映画について説明すると、15年前の『アタック・ナンバーハーフ』のときもイベントゲストに大林さん呼ばれていましたよね?とオネエ軍団。そのときに一緒に呼ばれていたオネエ軍団は何と!本日のメンバーだったということで、本作デラックス版で15年ぶりの再会となりました。

エスムラルダは本作でいちばん好きなのは、崖の上でオネエたちが華麗に踊るショーのシーンだと話すと、バブリーナは「家族にカミングアウトするシーンもきちんと描かれていて、万国共通のゲイ問題にも触れている作品」と絶賛。「そんな時も仲間がいてね、温かい作品です」と話しました。そして大林さんは、冒頭のシーンは本当のタイのバレーボール選手たちが出ている試合なんですよと。5月18日に日本でオリンピック予選があり、タイのナショナルチームが日本に来て全日本女子とリオ五輪の切符をかけて戦うので、本当のバレーの試合を見て、映画を見ると何度でもこの映画が見たくなると思いますとアピール。

タイも国技とまでは言わないが、バレー人気はすごく試合会場はいつも満席。大林さんは日本で自分のプロマイドが売られたことはないが、タイでは売れていたんです!と嬉しそうに話すと、オネエ軍団から2丁目では売られてますよ!という突っ込みも。

最後にオネエ軍団たちは「本物のナショナルチームも出ているし、イケメンも出ているし、最近奥様に人気のオネエキャラも出ているし、見どころ満載な映画ですよ」と締め括りました。
また、トークイベント終了後、オネエ軍団3名が囲み取材に答えました。
心配停止で緊急搬送されたとの報道のあった前田健さんとは2丁目でも顔見知り、3人とも仕事などで前田さんに会っていて、最近まで元気な姿を見ていたという。病気についても全くそぶりを見せていなかったとのことで、今日の報道は寝耳に水。「心から心配しています」と早い回復を願っていました。

アタック・ナンバーハーフ・デラックスは4月30日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国公開。