シリーズ累計350万ダウンロードを記録した大ヒット電子コミックを原作とし実写化した映画『ドクムシ』が、4月9日(土)より全国の劇場と『niconico』 ネットシネマにて公開となりました!2月27日にゆうばり国際ファンタスティック映画祭にてワールドプレミア上映された本作ですが、この度、初日を記念し、新宿ピカデリーにて村井良大、武田梨奈、秋山真太郎ら出演者陣と、朝倉加葉子監督、主題歌を担当するFaint★star(フェイントスター) が登壇し舞台挨拶を行いました。

【イベント 詳細】
■日時:4月9日(土)
■会場:新宿ピカデリー シアター6 (住所:東京都新宿区新宿3丁目15番15号)
■登壇者:村井良大(27)、武田梨奈(24)、秋山真太郎(33)、駒木根隆介(34)、
 水上京香(20)、野口真緒(19)、HINA・YURIA、朝倉加葉子監督(38)

【イベントレポート】
2月27日にゆうばり国際ファンタスティック映画祭にてワールドプレミア上映された本作が、いよいよ初日を迎え、村井良大、武田梨奈、秋山真太郎、駒木根隆介、水上京香、野口真緒ら主要キャストが勢揃いし、朝倉加葉子監督や主題歌を担当するFaint★star(フェイントスター)も登壇して賑やかに舞台挨拶を行った。
初日を迎えた気持ちを聞かれると、村井は「ようやく皆さんにお届けすることができて幸せです。撮影をしていたのは去年の6月で、約1週間くらいで撮ったんですが、公開されるまでの道のりを思い出すと感慨深いですね。」と喜びを語った。武田は「原作を読んだ時に映像として表現するのは難しいんじゃないかなと思っていましたが、こうして完成してみなさんにお届けできて本当に良かったなと思います。」と語った。

映画化にあたり最も描きたかったことを聞かれた監督は「かなり限定された空間の中でのお話なので、その中にいる7人の生き様をじっくり丁寧に描きたいと思っていました」と振り返った。
また、かなりハードな撮影について聞かれると、村井は「閉じ込められた空間で撮影していたので、しんどかったですね。」と振り返り、秋山は「遮光された中にいたので暗いシーンが多かったですし、しばらく太陽の光を見ていなかったです」と語った。ただ、映画の内容とは逆にキャスト同士はとても仲が良かったようで、休憩中の様子について聞かれると駒木根は「意外と和気藹々と過ごしてましたよ。血だらけでみんなで一緒に記念撮影したりしたよね、笑顔でね(笑)」と語り、チームワークの良さをうかがわせた。
一方、武田は「私の役はキャバ嬢で、生き残るために女性を武器にして奮闘する役だったので、ここにいる男性陣全員とキスしてますね(笑)!しかも、それが私の誕生日だったりしたんで、複雑な気持ちでした(笑)」と語り会場を沸かせた。

また、野口は「口数が少なく無表情な役だったので、撮影が終わってからも役を引きずってしまって誰とも話せなかったんです。ちょうど大学に入ったばかりの時だったんで、最初の頃は誰とも喋れなくて友達作りに失敗しました(笑)。今は気持ちを切り替えて楽しいキャンパスライフを送ってます(笑)」と私生活への影響があったっことを話し、笑いを誘った。
主題歌に込めた思いについて聞かれたFaint★starは、「映画の世界観を音にして表現した曲です。なので、極限状態に陥った自分を想像していたりとか自分が殺されちゃうことを考えたりとか、そういう気持ちを込めました(笑)」と語った。

自分の頑張ったポイントを聞かれた際には、武田は「いつも他の撮影の時にはロケ弁を2個食べるんですが、今回は役が1週間何も食べられない役だったんで、極限状態を出すために半分だけで我慢するようにしていたので、それが一番辛かったですね(笑)。秋山さんは1週間本当に何も食べずに過ごしていたんですごいなぁと思ってました。撮影中に別のお仕事で1度だけ東京に戻る日があったんですが、その時にラーメンとケーキをお腹いっぱい食べちゃって、撮影現場に戻ってきた時に秋山さんから睨まれちゃいました(笑)」と話すと会場からは笑いが起こり、「本当に艶っぽくなって帰ってきたんだよね〜」と秋山から突っ込まれていた。そんな秋山は「プロテインとか飲み物はとるようにしていたんですが、食事を食べずに1週間過ぎていくという時間経過をリアルに表したいなと思って、実際に食事は取らないようにしていたんです。撮影は順撮りだったんで、ヒゲも伸ばし続けたりしてリアルにこだわりました」と役作りを語った。

そんなストイックな秋山に対し、駒木根は「撮影中に深夜にラーメン屋に入るところを見つかっちゃって(笑)我慢が出来なくて申し訳ないです(笑)」と話し会場からは笑いが起こった。また、「死体として2日間全く動かないシーンの撮影がありハードだった」と振り返ったが、村井から「その時リアルに寝てたよね(笑)、すやすや気持ちよさそうだった(笑)」と突っ込まれていた。
水上は「今日、両親が観に来てくれているんですが、私の役柄について何も話してなかったんです。レイプされるシーンとか頑張ったんで観て欲しいなと(笑)」と語り、自身の注目シーンを語った。
最後に、村井より「この映画はキャスト・スタッフ一同で力を合わせて撮った作品です。漫画と小説が原作ですが、映画ならではの面白さが詰まってますので、ぜひまたご家族、ご友人と何度も観に来て欲しいです」とアピールし、舞台挨拶は終了した。