本日 1 月 20 日(水)にアスミック・エース配給『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』(2 月 13 日
公開)の完成披露試写会が開催され、出演者の太川陽介、蛭子能収、三船美佳に加え、主題歌を担当した由紀
さおりが登壇し、舞台挨拶を行いました。

■日程:1 月 20 日(水) ■場所:新宿ピカデリー スクリーン3
■登壇者:太川陽介(57)、蛭子能収(68)、三船美佳(33)、由紀さおり
■MC:松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)

【イベントの様子】
テレビ東京の人気旅バラエティ番組を映画化した本作。番組のファン達が本作の上映を待ちわびるなか、キャストの太川陽介、蛭子能収、三船美佳、そして主題歌を担当した由紀さおりが登壇。まさかの映画化に対する感想や、旅の思い出を語り、会場を沸かせました。

【登壇者コメント】
まず番組が映画化決定と聞いた際の気持ちを聞かれた太川は「台本もない番組を映画にするなんて、無謀としか思えなかったです。映画として成立するのかと思っていたんですけど…面白くなりました!」と映画の出来にご満悦。蛭子は「僕はもう太川さんについて行っているだけなんでね。とにかく台湾はどうだったかというと、日本のよりさらに面白くなったんじゃないですか。」と話している一方で、太川は「いつ口を塞いでやろうか!」と蛭子が結末をネタバレしてしまうのではないかとドキドキの様子。今回初めて旅に参加した三船は「来年で芸歴が約 20 年になるのですが、ここまで台本、筋書がないのは初めてで、スタッフさんはヒントもくれないし、本当になにも分からない状態で旅をしているんだなと現場に行ってわかりました。このバス旅はリーダーの太川さんがいらっしゃらないと成立しないんだと実感しました。」とのこと。

太川が「海外だから、映画だからとかで力むこともなく、テレビと同じ 3 泊 4 日でシナリオもなく、違うとことは映画用にカメラが 4K だったということだけです。ただ、とにかく言葉が通じなくて大変でした。台湾語のカードを作って見せていたんですけど、返ってくる答えが分からない!1 日目からどうしようと思いました。」と初の海外ロケの苦労を語るなか、事前に蛭子が言葉を勉強していたことについて話をふると、「したような、してないような…。通じたっけ…?」と記憶が曖昧な蛭子に、太川から「通じなかった!」と鋭い突っ込みが。そんな蛭子は「やっぱり中華料理のお店が多かったですね。外国に行くと苦手な食べ物も結構あるんですけど、今回はおいしいものが多かったです。でもたまにハンバーグとか食べたときは、やはり自分は洋食派だなと再確認しましたね。」と旅の思い出を振り返った。また、三船は「2 人と一緒に旅するのが、楽しみだったし、でも緊張もしていたのでついテンションも高くなっていたら、『それじゃあ 4 日間もたないから、そのまんまの美佳ちゃんでいなさい!とにかくゴールを目指すことに集中しよう!』と太川さんにアドバイスいただいて、だからこそどうしようという時には素直に甘えたり、頼らせていただいたりして、本当に楽しかったです。」と太川の頼れるエピソードを披露。

映画中でも蛭子が始終ムードメーカーであることについて太川は「蛭子さんがいなきゃね。蛭子さんが、僕が誰だか分からなくなったら、この番組はやめるんです。」とコンビ愛を語ったのに対し、「それは(太川が誰か分からなくなる)可能性があるな…」とつぶやいた。

また、主題歌を歌う由紀は「太川さんと蛭子さんのコンビネーションが、ほのぼのと楽しく、失敗も色々ありながら最後は到達できるのかなというイメージがあって、ちょうどバスが揺れるくらいの軽やかなテンポ感のある歌にしたいなと思っていました。2 人にいざこざが起きそうなときにマドンナの三船さんの存在が大きかったのではないかなと思います。」と今回のキャスティングを絶賛。
始終笑いの溢れる和やかなムードで舞台挨拶が行われた。