「世界名作劇場」シリーズを手がける日本アニメーション40周年記念作品『シンドバッド』シリーズ第二弾『シンドバッド 魔法のランプと動く島』が、いよいよ1月16日(土)より公開を迎えます。
「世界名作劇場」シリーズ「未来少年コナン」「ちびまる子ちゃん」など多くの名作を生んだ日本と、『STAND BY ME ドラえもん』『GAMBA ガンバと仲間たちアニメーション』を手がけた白組により、世界中で千年以上語り継がれた【シンドバッドの冒険】を映画化。

本日1月12日(火)、今週末16日(土)からの公開に先駆け、先行試写会が行われました。本作には、夢を持った子供たち、そのお母さんやお父さん、親子揃って一緒に見てもらいたいという作り手からのメッセージが込められていることから【親子試写会】を開催いたしました。天候の悪い中、会場には、下は1歳2ヶ月から上は高校生まで、たくさんの子供たちが来場。日本アニメーションの人気キャラクターの【ラスカル】や【パトラッシュ】がお出迎えのロビーを、元気一杯に走り回っていました。初めて映画を見るちびっこも多く、お母さんと一緒に暗闇で映画を体験する姿は印象的です。

イベントは、主人公シンドバッド役の声優・村中知さん、白組の映画プロデューサー・亀山暢央さん、日本アニメーションのプロデューサー浅野恵代さんが登壇。まずは、スクリーンに投影された【アニメーションの作り方】を説明、台本、絵コンテ、作画、編集、アフレコ、ダビングなど、アニメーションの制作の流れを解説。その後、アフレコを子供たちも交え実際に体験するコーナーも行われました。会場を埋め尽くす子供たちが、一斉に手を上げ、4名のちびっこが初めてのアフレコを体験!初めてと思えない、上手なアフレコにプロの声優、スタッフ陣もびっくり!会場にいる親子の皆さんと一緒に体験できる、参加型イベントは大変な盛り上がりを見せました。
そして、最後には、登壇者より、会場にいる夢を持った子供たち、そのお母さん、お父さんに向かって、是非親子で楽しんでいただきたいというメッセージを、熱く伝えるました。
以下、登壇者のコメントとなります。

■日程:1月12日(火)
■場所:FS汐留 港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F
■登壇者:村中知(むらなかとも/シンドバッド役)、亀山暢央(白組/プロデューサー)、
浅野恵代(日本アニメーション/プロデューサー)

●村中知(むらなかとも/シンドバッド役)
子供たちのアフレコが上手すぎて、オーディションかと思ってしまうほどでした。台詞の一言で、抑揚をつけたり気持ちを乗せるのは、すごく難しいんです。びっくりしました!以前、映画の取材で、子供達6人からインタビューを受けるという取材があったのですが、、私思わず泣いちゃったんです。みんな、夢、希望に溢れた子供達のピュアな目で私を見てくれていて。その時、子供の持っているパワーとか無限の力を感じて、凄いな!って思いました。そんな作品に携われて、私は凄く幸せだなと感じました。シンドバッドは、ここの会場にいる子供たち、皆さんに記憶に残る作品だと思います。是非、親子連れでご覧頂いてると、とても嬉しいです!宜しくお願いいたします。

●亀山暢央(白組/プロデューサー)
「世界名作劇場」は、今時の派手さやアクションはないが、観ると心温まるアニメです。(自分達が当時「世界名作劇場」から感じた)あの時の感動を、今の子供たちにも伝えたい。今だからこそ親子で見てもらいたい。今は子が親の手を引くことが多いですが、本作は【親が子に見せたい】と思える作品を目指しました。

●浅野恵代(日本アニメーション/プロデューサー)
情報が豊かな時代ゆえ、みな慎重になりつつあるが、これを観た子供達が夢に向かって一歩踏み出す勇気をもらえる映画にしたいという願いが込められています。私自身子供を持つ親ですが、自分の子供と一緒に「シンドバッド」を見に行った際、子供の真剣に映画を観ている横顔がとても印象に残りました。是非応援を宜しくお願いします。