本日12月17日(木)、日本語吹替版の完成披露試写会が行われ、パディントン役の声優を務めた松坂桃李さんと、ブラウン家の長女、ジュディ役の声優を務めた三戸なつめさんがパディントンとともに登壇いたしました!

物語の舞台であるロンドンを感じさせる衛兵たちに囲まれて登場した松坂さんと三戸さんは、試写会場に集まったファンに対し、「寒い中お越しいただき本当にありがとうございます。今日はパディントンの魅力をたっぷり感じていただけたらと思います。」(松坂)、「字幕版も吹き替え版も、どちらも素敵な作品だと思うので、ぜひ両方楽しんでいただけると嬉しいです!」(三戸)と笑顔で挨拶。パディントンも“紳士すぎるクマ”として、深々と頭を下げて挨拶のジェスチャーを見せると、松坂さんはすぐさま「彼は、「今日は僕が大活躍するから観ててね!」と言ってますね」と気持ちを代弁し、「パディントン、君は本当に可愛いぜ(笑)」とメロメロの様子を見せました。

声優経験はあるものの、洋画声優初挑戦という松坂さんは「本当に僕ですか?!しかもクマ?!って初めは驚きました」と、率直な気持ちを告白。しかし、パディントンの映像を一目見ると、「思わず可愛い!って思って。アフレコ中なのを思わず忘れて、終始パディントンを観ていたい気持ちになりました」とコメント。原作については、「知ってはいたのですが、詳しい物語は実は知らなくて…」という松坂さんでしたが、それを聞いたパディントンが落ち込んだ様子を見せると、「ごめんごめん!今は、君のことが大好きだよ」と弁解。続けて、「幼い甥っ子がいるので、一緒に映画館に連れて行きたいですね。パディントンは好奇心旺盛で、とにかく一生懸命。そこがすごく可愛い。パディントンのおっちょこちょいなところが、分かりやすくて、「あー、危ない危ない……ほら、言わんこっちゃない」って(笑)。でもパディントンがやると、なんか新鮮で面白いんですよね。」と改めてパディントンの魅力を語りました。

一方、声優自体が初挑戦となる三戸さんも、「やっぱりすごく難しかったのですが、監督から丁寧にご指導いただいてなんとか頑張れました。」とアフレコ時に苦労したエピソードを語りつつ、司会からの「もしも、本当に近所の駅でパディントンに出会ったら?」との問いかけに「小さい頃からパディントンは大好きだったので、作品に携われたことが本当に光栄でした。本当に彼に会ったら、最初はびっくりするけど、でもおうちに連れて帰ってもらえないかと言われたら、間違いなく連れて帰りますね(笑)」と熱くコメントしていました。

また、いつも真っ赤なハットに青いダッフルコートを着ているパディントンになぞらえ、自身がいつも肌身離さず持っているものとして、松坂さんは「台本」、三戸さんは「上京するときに、お母さんとお姉ちゃんがくれた腕時計」とそれぞれ回答。

パディントンを交えて、終始和やかなムードでトークが進む中、「パディントンの誕生日でもあるクリスマスの日に、パディントンと一緒に過ごすならどこで、どんなことをしたいですか?」と聞かれた二人は、「パディントンは、人間界のものにまだまだ慣れていないと思うので、大きなショッピングモールに連れていってあげたり、あと、遊園地で絶叫マシーンや、お化け屋敷に連れて行ってもみたいですね。」(松坂)「私の家でまったりデートがいいなあ。一緒にクリスマスケーキを作ったり、鍋をつついたりしたいです。お腹いっぱいになったら、パディントンのもふもふなお腹で休めるし。あ、でもパディントンが鍋を作ったら全部マーマレード味になっちゃう…!(笑)パディントンはマーマレードが好物ですもんね」(三戸)とコメント。イベント中には、パディントンが持っていた、大きな袋に詰め込まれたクリスマスプレゼントを、松坂さんらが会場のファンにプレゼントする場面も。サプライズ演出に、場内からは大きな歓声が起こりました。

最後に、これから映画を楽しみに待つ方々に向けて二人は「作り手の皆さんがこだわりぬいて、本当に絵本から飛び出してきたかのような作品となっています。パディントンが紳士で、一生懸命で、とにかく可愛いので、皆さんも好きになってもらえると嬉しいです。ぜひ知らない人にも伝えてください!」(松坂)、「本当にすごく可愛らしい世界観で、家族の愛情も温かく描かれているので、映画を観て、ほっこりしてほしいです。」(三戸)と映画の魅力をアピール。大きな拍手に包まれたながら、イベントは終了いたしました。