XILE黒木啓司初主演となる映画『クロスロード』が本日11月28日(土)に全国公開初日を迎え、新宿バルト9にてキャスト及び監督による舞台挨拶を行いました。初日舞台挨拶には黒木啓司(EXILE)、渡辺大をはじめ、現在ハリウッドで活躍する女優のTAO、世界一のコスプイヤーとして話題のフィリピン在住のアローディアも駆け付けました。

■日時:11月28日(土)10:50〜
■場所:新宿バルト9 シアター9(新宿区新宿3丁目1-26新宿三丁目イーストビル)
■登壇者:黒木啓司(EXILE)、渡辺大、TAO、アローディア、すずきじゅんいち監督

本日行われた初日舞台挨拶には主演の黒木啓司をはじめ、渡辺大、TAO、アローディア、すずきじゅんいち監督が登壇し、本編を見終えたばかりの会場の熱気そのままに、大きな拍手で迎えられた。

本作が映画初主演となる黒木は、「初主演の気負いもあり、あまり他の共演者を引っ張ってはいけないと思っていましたが、他の共演者やスタッフに支えられ、素晴らしい作品に仕上がった。関われたことを誇りに思う」と感慨深げに挨拶。渡辺も女性客で満員の客席を見渡し、「こんなに女性が多い舞台挨拶は初めてです!」と驚きを見せながら、「今日初日を迎えることができ、本当に嬉しく思ってます!」と笑顔を見せた。黒木のライバルともいえる羽村について渡辺は「撮影前に福島の青年海外協力隊訓練所や吉里吉里国の復興支援現場に実際に行ったからこそ、沢田と羽村の空気感を映画に反映できた。」と撮影を振り返った。

助産師役を演じたTAOは緊迫感のある出産シーンの撮影について、「天候も危うく、全体的にピリピリムードでした。妊婦役の女優さんが過呼吸になるほど迫真に迫る演技で、緊迫感のあるリアルなシーンになった。」と現場の様子を明かし、さらに「他のフィリピンの役者さんたちも味があって凄く素敵で、一緒にフィリピンの方々と映画を作れたことが嬉しかったです」と日本映画初出演作となった本作に対する想いを語った。世界一有名なコスプレイヤーと評されるアローディアは、艶やかな衣装で観客を魅了。「この作品に参加できたことを本当に幸せに思っています。」と挨拶したアローディアは、共演シーンが多かった黒木について「最初に会ったときは、英語での会話がお互いに全然できなかったけれど、最後には会話ができて素晴らしかったです。アメージング!」と黒木の英語の上達ぶりを絶賛!急遽、司会者から英語での生会話を求められた黒木は「これは、マズい……」とつぶやき、「ここ(舞台)に立っている人で自分以外みんな英語が話せるんですけど、僕だけ『(アローディアが)何言ってるんだろう』って感じで……。“アメージング”だけは分かりました」と困り顔で笑顔を浮かべ、会場の笑いを誘った。

青年海外協力隊が現地の人々と交流する姿を描いた本作は、フィリピンでも撮影を敢行。マニラから車で13時間ほど離れた山岳地帯でも撮影が行われた。ハードな撮影を終え、先にクランクアップした渡辺のために現地のダンスクラブで懇親会が開かれたそうで、渡辺は「みんな男女で踊るんですけど、フィリピンの方はシャイで。そこで黒木さんが本気で踊ってくれたんです。すごかったです!」とエピソードを披露。EXILE仕込みのダンスを見せつけた黒木は「酔っ払ってたので」と笑顔で振り返った。

最後に黒木は「少しでも多くの方に映画を観ていただいて、若い人たちが、海外に挑戦する姿を見たいと思っています。そのためにもっともっと映画を多くの人に伝えていきたい。みなさんの応援で映画が成長していくと思いますので、これからも応援を宜しくお願いします!」と熱いメッセージを寄せ、会場からは大きな拍手が起こった。

映画は青年海外協力隊に参加した若者たちがボランティアを通じて、互いの価値観や考えを本音でぶつけ合いながら成長していく青春映画。EXILE黒木啓司、渡辺大のほかモデルやハリウッド映画でも活躍するTAO、世界一のコスプレイヤーで有名なアローディア、本作が映画初出演となるDDTプロレス/新日本プロレスの飯伏幸太というフレッシュなキャストに加え、長塚京三などベテラン俳優が𦚰を固めている。

映画『クロスロード』は本日より全国ロードショー。