東映アニメーション株式会社は、「デジモンアドベンチャー」15周年を記念して、制作された最新作であり、初代「デジモンアドベンチャー」シリーズの続編となる『デジモンアドベンチャー tri.』(全6章)の第1章「再会」が、全国10館にて劇場上映中です。
本作の劇場上映開始に伴い、キャストの花江夏樹、坂本千夏、細谷佳正、山口眞弓、三森すずこ、田村睦心、吉田仁美、池田純矢、榎木淳弥、M・A・Oら10名が揃って初めて登壇した、初日舞台挨拶を行いました。

「デジモンアドベンチャー」15周年を記念し、制作された初代「デジモンアドベンチャー」シリーズの続編となる『デジモンアドベンチャー tri.』(全6章)。その皮切りとなる第1章「再会」が劇場上映開始となり、初日舞台挨拶が都内で行われた。

坂本が演じるアグモンの掛け声とアグモン(着ぐるみ)を先頭に、花江夏樹(八神太一役)、坂本千夏(アグモン役)、細谷佳正(石田ヤマト役)、山口眞弓(ガブモン役)、三森すずこ(武ノ内空役)、田村睦心(泉光子郎役)、吉田仁美(太刀川ミミ役)、池田純矢(城戸丈)、榎木淳弥(高石タケル)、M・A・O(八神ヒカリ役)の10名が登壇。
“選ばれし子どもたち”8人のキャスト全員が揃ったイベントはこの日が初めてで、アグモン(着ぐるみ)もはしゃいだ様子をみせ、それにあわせて坂本が「うれしい。うれしい」とアドリブで話す場面もあり、会場の笑いを誘った。

主人公・太一役を演じた花江は、「ついにようやく初日を迎えることできました。みなさんよろしくお願いします!」と元気よく挨拶。太一とヤマトの幼なじみ・空役を演じた三森は「遂にこの日が来て、ワクワクしながら会場まで来ました」と初日舞台挨拶をとても待ち望んでいた様子。吉田は「いつも観にきている映画館のステージに立ててすごく嬉しいです」。田村は「デジモンを見て元気になりましたか?元気になりましたよね。」また、榎木は「僕は興奮して今日朝4時に起きました。なので、もう燃え尽きております(笑)」と笑いを誘い、キャストと会場からは「早い!早い!」とツッコミが。

高校生になった太一役を演じた花江は、「大きくなったしイケメンになりましたね。なので、小学生の頃のカリスマ性のある太一を踏まえつつ新しく演じることにやりがいがありました」と役作りに悩んだ様子に、「こんなに立派になっちゃって(笑)。太一が大きくなったなという感慨と、花江君の役作りを頑張っているなというのが見て取れて、良い感じでした。」と坂本は太鼓判を押した。
坂本と同じく初代からガブモン役を演じる山口はパートナーであるヤマトについて、「実は、ヤマトについて気になってるんですけど、バンドの名前がね・・・」と振ると細谷が「『ナイフ・オブ・デイ』ですよ!(笑)。その前が『ティーン・エイジ・ウルブス』。音楽の方向性の違いでバンドを解散してね・・・」と苦笑い。「第6章までにあと何回解散するんだ!っていう期待をしてます」という山口に、坂本と花江から「遂にソロになっているかもね(笑)」とツッコミが入って爆笑になった。

丈役の池田は、アフレコ収録中の思い出としてキャストのみんなでもんじゃ焼きを食べに行ったことを披露。「劇中でもんじゃ焼きを食べているシーンが出てくるのを見て、(吉田)仁美ちゃんが『もんじゃ食べたい!!!!』って。それで坂本さんも山口さんも一緒にみんなで食べに行きました。その時の坂本さんのビールの飲みっぷりがすごくて、こんなにも美味しそうにビールを飲み人がいるんだって思った」と話した。また、M・A・Oは、テイルモン役の徳光由禾さんが「最初にご挨拶したとき、『ヒカリ!ヒカリ!パートナー』」って言ってくださって緊張がほぐれた」と嬉しそうに秘話を語った。
最後、第2章「決意」の劇場上映が3月12日に決定したことが発表され、「昔からのファンの方にとっては堪らない作品になっているし、『tri.』から見て頂いても楽しめる作品になっているので、皆さんに見て頂きたいです」(花江)、「私たちはまだまだ進化し続けます!皆さんも私たちと一緒に冒険の旅に出掛けませんか!」(坂本)の挨拶でイベントは幕を閉じた。

『デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」』は、全国10館にて劇場上映中。