世界40ヶ国語以上で翻訳、全世界3,500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説「パディントン」をあの『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーが実写映画化した『パディントン』が、2016年1月15日(金)に待望の日本公開!そして、世界中の人々に愛され、笑顔と幸せを届けてきた主人公パディントンの日本語吹き替えを松坂桃李(27)が担当します。

本日10月26日(月)、松坂桃李による公開アフレコ会見を都内スタジオで実施、「パディントンを意識して、ネクタイの色を、彼のトレードマークでもある帽子の赤色に合わせました」と、映画史上もっとも紳士なクマのパディントンに負けないくらいの英国紳士な出で立ちで登場した松坂さんが、初めてパディントンの声を披露しました。
『パディントンがロンドンに来て、最初にブラウン一家に出会うシーン』『謎の美女ニコール・キッドマン演じるミリセントが、パディントンを捕獲しようとブラウン家に潜入する、ハラハラ且つコミカルなシーン』と2シーンの公開アフレコを終えた松坂さん。本国では、『007』のQ役で人気のイギリス人俳優ベン・ウィショー(35)が担当したパディントンの声を、「礼儀正しく好青年でありながら、チャーミングな印象がパディントンにぴったり!」という理由から抜擢されたことについて、「最初はクマの役か!クマなら有吉さんでしょって(笑)」と驚きつつ、「でもパディントンがとにかく可愛いので、ありがたくお話を受けました」とコメント。洋画吹き替え初挑戦を実際にやってみた苦労を語りつつ、「パディントンは目が可愛い!好奇心が強くて見るもの全てに驚く、動きの一つ一つが愛くるしい」とパディントンに終始メロメロな様子を見せました。
会見後にはロンドンから駆けつけたパディントンがスタジオに!帽子を押さえて会釈をしながら登場したパディントンを、松坂さんも笑顔で迎え入れ、“日英のパディントン” 紳士な2人による写真撮影が行われました。

映画『パディントン』アフレコ会見 [日時]10月26日(月)[登壇者]松坂桃李(パディントン役)

Q.声優発表の際、洋画の吹き替え初挑戦.で、しかも役がクマということで困惑をされて、不安だったと言われていましたが、実際にやられてみていかがでしたか?
本当にいろんな役をこれまで経験してきましたが、「次はクマ」と聞いて「わお!クマか」って(笑)。クマといえばやっぱり有吉さんじゃないなかと思いつつ、ありがたくお話を受けました。声のキーをあげるよう意識してやっているので、声の体力的に撮影できて一日4時間くらいだったので、少しもどかしかったです。また、クマの唇の動きが人間と違って、わかりづらいところもあって、苦労しました。

Q.パディントンの印象、魅力はいかがでしたか?また、パディントンを演じるにあたり、どんなところに気を付けましたか?
とにかく可愛いですよね!紳士的かつ好奇心がとても強いところがかわいい。歯ブラシやドライヤー、食べ物など見るもの全てに驚く、動き一つ一つがとても愛くるしいです。特に目が可愛いですし、クマにダッフルコートと帽子を合わせる発想も素晴らしいですよね(笑)演じるうえでも、パディントンは見るものすべてが初めてだということを意識して、自分もドライヤーや歯ブラシを初めて見た時のような新鮮な気持ちで臨むようにしました。風を生み出すこれ(ドライヤー)は一体何なんだ?!って。

Q.世界中で知られているパディントンですが、松坂さんはご存じでしたか?
イラストは知っていましたが、詳しい物語は知らなかったので、吹き替えを通して彼の魅力を知ることができて嬉しかったです。

Q.松坂さんの本篇でお気に入りのシーンは?
スリを働いている男が誤って財布を落とすシーンで、パディントンは真面目なのでスリだと気づかずに「落とし物ですよ」って追いかけていくところがあって。逃げるスリに、追うパディントンの画が本当にコミカルで、面白かったです。

Q映画の見所を含めたメッセージをお願いします!
年明けに観ていただくにはふさわしい映画です。ロンドンの情緒的な雰囲気と近代的な建物内のシーンがちょうど良く合わさっていて、観ていて心地良いですし、お子さんだけでなく、大人も楽しめる、自然とほっこりした笑顔になれる物語です。いろんな方々に観ていただいて、年明けに笑顔になってもらいたいです。