1962年の誕生から半世紀以上にわたり愛され続けている、史上最長寿シリーズ「007」。50周年目となる2012年に公開された『007 スカイフォール』はシリーズ最高となる世界興収1000億円以上を稼ぎ出し、その確固たる人気を改めて世界に見せつけました。そして24作目となる待望のシリーズ最新作『007 スペクター』がいよいよ12月4日(金)全国公開。前作以上の興収を目指すべく、なんと、「007」シリーズの日本での宣伝史上初となる「007」公式認定アンバサダーとして、くりぃむしちゅーの有田哲平さんが就任することが決定しました!
もともとかなりの映画好きで知られる有田さんは、ジェームズ・ボンドも大好きなキャラクターだったとのこと。ボンドとの共通点として、お洒落なモテ男でありながら独身であること、頭の回転が速くキレる男であることなどが起用理由となり、「007」シリーズを長年製作しているイギリスのEON(イオン)プロダクション代表のバーバラ・ブロッコリさんからも正式許可を頂き、日本での公式アンバサダーとして認定式を行う運びとなりました。

<『007 スペクター』公式アンバサダー就任式イベント>
日時:10月5日(月) 13:00〜 場所:ソニー・ピクチャーズ試写室
登壇者:有田哲平(くりぃむしちゅー)、エスター・ウィリアムス(駐日英国大使館 貿易・対英投資部貿易担当)、佐野哲章(ソニー・ピクチャーズ映画部門代表)※敬称略

記念すべきシリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』が1962年10月5日にロンドンで初公開されたことから「ジェームズ・ボンドの日」である本日10月5日に認定式を開催。ボンドのテーマとともに、ダニエル・クレイグ演じるボンドと同様タキシードに身を包み、ワルサ—PPKを構えながら有田が登場!日本初の公式アンバサダーということで、「『007』はすごく好きな映画なので、タダで観られるのかなくらいの軽い気持ちで来ちゃったけど、重大な役と聞いて今緊張している」と笑いを封印したコメントを披露。『007』シリーズは子どものころから観ていたといい、「自分でお金を払って観たのはロジャー・ムーアの『私の愛したスパイ』。特にダニエルのシリーズは大好きで、光栄です」と続けて喜びを語った。

映画部門代表の佐野から、本人の名前が入った認定書を受け取った有田は「いやー、大役ですね。精一杯やらせていただきます」とここでも恐縮しっぱなしだった。公式アンバサダーの任務として、本作のアピールに尽力すること、今後開催するイベントの成功に貢献することと告げられた有田は「やっぱり大々的なイベントを公開前に考えています。プライベートの飲み会や番組でも告知みたいな感じでやるとやらしいので、さりげなく、サブリミナル効果のようにどんどん入れていきたいと思います」と意気込みを語った。

アンバサダーとして、ボンドのようにタキシードの似合う英国紳士らしい立ち振る舞いも求められるが、「若いころは紳士らしからぬことも多かったですが、今はもう合コンでお持ち帰りみたいなことはしていません。ちゃんと見送ったり、僕の方からサラダを取り分けたりと紳士にふるまっています。イベントが終わるまでは紳士的にふるまうので笑いの数が減ると思います。ご容赦ください」と発言し、会場の笑いを誘った。

また、10月26日に行われる本作のロンドン,ロイヤルプレミアに招待されていることを発表。ウィリアム王子とキャサリン妃の出席も決定しており、ダニエル・クレイグらとも同じレッドカーペットを歩くことになった有田は「日本人として堂々と歩きたい」としつつ、「万が一ですけどロイヤルファミリーと会話することもあるかもしれないので、準備しておかなければ」と発言。気になる英会話の方は「カジノもよく行っているので「Change Please」とかはもう(バッチリ)!」とここでも集まったマスコミを沸かせていた。

その後、英国大使代理から記念の花束を受け取った有田は「ボンド。ジェームズ・ボンド」のお馴染みのセリフを決め、右手にワルサ—PPK、左胸にカーネーションを差し、渋いボンドスマイルでフォトセッションに応じた。ジェームズ・ボンドの宿敵=スペクターに例えて「自身にとって最強のスペクターは?」の質問が飛び交うと「最近一番の味方だったザキヤマが、まさか先に結婚するという奇襲作戦に出た。毎日のように結婚生活を見せつけてくるんですよ。それが一番ツライですね」とコメント。また、『007 スペクター』については「今までのシリーズは完璧な色男ばかりだったけど、ダニエル・クレイグ版のボンドは弱さも兼ね備えていて大好きで見ている。ボンドはいつも美女を連れているイメージだけど失恋で悩んだりもする。僕も一緒です」とボンド愛を語りつつ、「『007』はすごい大好きで。僕もわくわくするし楽しみにしています」とアピールした。