9 月 26 日(土)より、撮影の行われた島根県と、鳥取県における山陰地方 3 カ所の劇場で先行公開となる映画『縁(えにし)The Bride of Izumo』。その公開を明日に控えた本日、本作の大ヒットを祈願してのご祈祷と完成報告会、さらに奉納上映を出雲大社にて実施致しました。長い歴史を誇る出雲大社にて映画が奉納上映されるのは今回が初となります。出雲大社が映画撮影に全面協力するのも初であり、本作『縁(えにし)The Bride of Izumo』は、天使のような美貌から絶対的な人気を集める佐々木希を主演に迎え、神話の国・出雲を舞台に紡がれる人々を結ぶ<縁(えにし)>の物語です。

出雲大社仮拝殿にて大ヒット祈願のご祈祷を終えた後、実施された完成報告会で、待ちに待った先行公開を明日に控えた今のお気持ちを司会者から尋ねられた堀内監督は「昨年の 7 月に撮影の無事を祈願し、1 年経ち、やっと公開を迎える。大変お世話になった大社(おおやしろ)に奉納させてもらい大変感慨深いです。」と答え、続けて主演の佐々木希さんは、本作の見どころや、思い出に残っているシーンについて「皆さんご親切にしてくださって島根の方々の温かさを知った映画です。特に出雲大社での撮影は言葉にできないくらい感慨深かったです。」と答えました。

また作中で、日本の伝統芸能である神楽の舞い手としじみ漁師という二役を演じた井坂さんは「船を走らせる湖のシーンでは地元の漁師の方に運転を教えてもらったり、神楽の舞を教えてもらったりして本当にお世話になりました。」と答え、自分の撮影シーンのない日でも撮影現場に顔を出したり、島根県内を散策していたという平岡さんからは、「町のいたるところに足湯があり、撮影後にスタッフやキャストとよく出かけていたんです。」と撮影現場での裏話なども飛び出しました。

さらに、劇中の「お前がたぐり寄せた縁だろ。ちゃんと繋いでみろ」というセリフに「縁というものを改めて考えた。縁というのは身近にあるようで、自分でたぐり寄せないとつながらないのだろうなと思いました。」とも語っていただきました。
そして一番好きなセリフは何かと問われた撮影監督のクリストファー・ドイルさんからは、「監督の「本番!」という言葉が好きだった。監督がそれをいう時、撮影を胸いっぱいに楽しんでいるのが伝わっていたから。」と答え、会場の笑いを誘いました。
最後に、堀内監督から「出雲を中心にスタッフとキャストで皆で作り上げた映画。見た人それぞれにとっての縁を見つけたり、それに気づくきっかけになってほしい。」とコメントがあり、完成報告会は無事終了しました。