9月12日(土)に全国312スクリーンで公開され、全国で話題沸騰中の映画『天空の蜂』。
公開後、全国から熱い感想がどんどん寄せられており、公開1週間で早くも動員30万人を突破!まさに日本を旋回中しております!!

この度、9月20日が“空の日”ということで、大ヒットを御礼し、再び主演の江口洋介と堤幸彦監督が登壇し、大ヒット御礼舞台挨拶を実施いたしました!
当日は、さらにスペシャルゲストとして、江口の息子役を演じた田口翔大も登場!本作が人生初の映画出演で、舞台挨拶も初とのことで、江口さんと監督へお手紙を書いてくれました。

<映画『天空の蜂』 大ヒット御礼イベント詳細>

◆日時:9月20日(日)
◆場所:新宿ピカデリー スクリーン1
◆登壇者:江口洋介、田口翔大、堤幸彦監督

MC:それでは、お二人から一言ずつご挨拶を頂戴いたします。
巨大ヘリ・ビッグ Bの設計士・湯原を演じられました、江口洋介さんよろしくお願いいたします。

江口洋介さん(以下、江口さん):シルバーウィークの中、『天空の蜂』を選んでいただいて、ありがとうございます。皆さん、観終わってまだ気持ちの整理がつかないとは思いますが、三島は獄中で亡くなっているので(笑)
今日は監督といろいろなお話をしたいと思います。最後まで楽しんでください。

MC:続いて、本作のメガホンを取られました、堤幸彦監督です。
ご挨拶をお願いいたします。

堤幸彦監督(以下、監督):並みいる強敵の中、本作を選んでいただいて誠にありがとうございます。細かいところがあるかとは思いますが、パンフレットに詳しいことは書いてあるので、ぜひお手に取ってください(笑)
とにかく、チーム一丸となって何年もかけて作った作品です。
気に入っていただけたら嬉しいです。

MC:まず、江口さんにお伺いしますが、恐らくこの中には何度目かの鑑賞の人もいらっしゃると思います。何度見ても、手に汗握るアクションシーンにハラハラしますが、改めて公開を迎えての今のお気持ちをお聞かせください。

江口さん:こういった作品は、日本ではなかなか企画を通すのが難しいんですが、最高のチームのもと、多くの人の勇気のおかげでこのように形にすることができました。
こうゆう時代なので、皆さんの心に残る作品になっていることを願っています。
皆さんの顔を見ると、伝わっている表情をしているので(笑)、感無量です。参加できて本当に嬉しいです。

MC:監督は公開から 8 日を経て、ご覧になった方々から絶賛の感想が多く届いています。20 年前に書かれた「予言の書」とも呼ばれる本作を映画化するに当たり、どのような点をこだわったのでしょうか。

監督:全てにおいて、こだわりの連続でした。原発や国の体制、防衛産業など、それぞれ働く人々の表情、心持を映すことができました。
ある作品では“貧乳”などと言っていた私で大丈夫かと思うこともありましたが(笑)
最高のキャスト・スタッフと共に、完成することができました。
ヘリのドアがないと大変辛いのですが…

江口さん:ないと辛いですね…(笑)。

監督:江口さんは身をもって体験していただきまして、私は怖くて乗れませんでしたが(笑)
いろんな批評をいただき、良いご意見もいただいて、珍しく家族からも褒められました。
SNSでも、手紙でも、狼煙でもよいので、広めていただけたらと思います。

MC:本日はシルバーウィークのお休み真っ只中ということで、さらにスペシャルなゲストにお越しいただいております。江口さん演じる湯原の息子であり、ビッグ B に取り残される高彦を演じました、田口翔大くんです。大きな拍手でお迎えください。

田口翔大さん(以下、田口さん):こんにちはー!

監督:背伸びた!?もう飛び降りろって言えないくらいの大きさだね。

MC:田口君は人生初の舞台挨拶ということですが、いかがですか?緊張してますか?

田口さん:とても緊張して心臓がバクバクしています。

江口さん:素直な感想だね(笑)今何年生?

田口さん:小学校5年生です。

MC:自分が出演している映画を観て、どうだった?

田口さん:すごい。自分が小さいのにスクリーンが大きいから…

監督:友達とかクラスメイトから何か言われたりした?

田口さん:面白かったって。そんな感じです。

監督:隣の教室の友達とかに自慢しないの?

田口さん:そうゆう自慢とかは僕苦手なので…

MC:江口さん、監督、田口君のお芝居はいかがでしたか?

江口さん:目がまっすぐなんですよ。だから、芝居もまっすぐで素晴らしいです。

監督:そう、演技も本当に素直で、30歳くらいじゃないかなって…(笑)
小さなベテランですよ。大昔に『小さな恋のメロディ』って作品があったんですが、そのマーク・レスターに似てますよ。

江口さん:確かに似てますね!

MC:さて、実は今日は田口君から、お父さん役を演じられた江口さんと、堤監督に手紙を書いてきていただいているんですよね?

江口さん:減点はないですか?(笑)

田口さん:大丈夫です、ないです。

MC:では、読んでいただけますか?

<田口さんのお手紙>
江口さん、堤監督へ
僕は初めての映画で緊張して、衣装あわせの時も江口さんが「よろしくね」って
声を掛けてくださったり、監督が「これがあのビッグBの模型だよ」って
見せてくださったのですが、「はい」くらいしか言えませんでした。
だけど、江口さんは一緒にセリフの練習をしてくださったり、いつも僕のことを
助けてくださったり、とても心強かったです。監督は撮影の前にいつも気持や
動きをわかりやすくアドバイスしてくださったり、不安に思っていたところも
すごく演技がやりやすくなってビックリしました。最初、オーディションに
合格した時に僕でいいのかなって思っていたのですが、本当に『天空の蜂』という
作品に参加できて嬉しいです。江口さん、堤監督と一緒にお仕事できるように
頑張ります。ありがとうございました。
                             田口翔大

MC:江口さん、監督、いかがですか?

江口さん:感無量です。子役の域を超えていますよね。高彦がいなかったら、湯原の行動は生まれなかった。劇中で、一番勇気ある行動を取ったのは高彦だと思います。よく頑張ったな。

田口さん:ありがとうございます。

監督:もう充分です。モールス信号も一緒に頑張って覚えたりして…
本当に頑張ってくれました。

江口さん:そう言えば、撮影の時に照明がすごく眩しい時があったんです。
大変だったよね?

田口さん:はい、目が開かなかったです。

監督:ヘリのセットもすごい高い位置にあって、僕が登らなかったほど、怖いんですけど、彼は頑張って演じてくれましたね。
これからいい役者になってね。

江口さん:ありがとうね。これから頑張ってね。

MC:まだまだお話をお伺いしたいところではございますが、そろそろお時間となってしまいました。最後に江口さんから、本日お越しの皆様にメッセージをいただけますでしょうか。

江口さん:今、大変なことになっている世の中ですが、この作品は親子でも、友達同士でも楽しめる作品ですし、勇気をもって劇場を出ることができる映画です。ぜひ2時間18分、劇場で楽しんでいただいて、広めていただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました。

 以上