映画『ヒロイン失格』初日舞台挨拶が19日、新宿ピカデリーにて行われ、主演の桐谷美玲はじめ、山崎賢人、坂口健太郎ら豪華キャストが出席した。

『別冊マーガレット』にて連載され、全10巻で累計160万部を超える幸田もも子原作の人気同名コミックの実写映画化した本作は、女子高生の主人公・松崎はとりが幼なじみの寺坂利太に恋をしているが、学校イチのモテ男・弘光廣祐から好意をもたれ、はとりを取り合う三角関係をセキララに描くラブコメディ。

原作の大ファンという桐谷は「4年前にこの漫画に出会って、いつかはとりを演じたいなと思っていて。初日を迎えてようやく夢が叶ったなと、いますごく胸がいっぱいです」と感無量の表情を浮かべた。

また、原作者・幸田もも子氏より桐谷へ感謝の手紙と色紙のプレゼントが。「勝手に一方的にはとりのモデルにさせていただいていた美玲ちゃんが、私の漫画の大ファンで、しかもはとりを演じてみたいと思い続けてくれていたこと、本当に嬉しかったです。映画の中の美玲ちゃんは、はとりそのものでした。美玲ちゃんにはとりを演じてもらえたこと、言葉では表現できないほど感謝しています。大好きです」とメッセージを受け取った桐谷は感涙していた。涙をこぼす桐谷へ山崎がハンカチを手渡す一幕も。

桐谷は「私もずっと大好きで、最終巻に“桐谷美鈴”という役で『私をモデルに描いて下さったんだろうな』というのも知っていて。『いつかはとりになりたい』と本当に強く思っていたので、本当に幸せです、ありがとうございます」と喜びを噛み締めた。

さらに、桐谷扮するはとりを取り合う三角関係を繰り広げた山崎と坂口から「初日おめでとう!」とサプライズで花束が贈呈され、桐谷は「皆さんと一緒に、大好きな映画が作れて本当によかったです」と笑顔をみせた。

舞台挨拶には他に福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュン、濱田マリ、竹内力、英勉監督も出席した。

映画『ヒロイン失格』は新宿ピカデリー他全国公開中

(Report:小宮駿貴)