『ハリー・ポッター』シリーズのスタジオが贈る、普通の少年がピーターパンになるまでの秘められたドラマを描く感動のファンタジー超大作『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』は、10月31日(土)全国公開致します。

本作は、少年ピーターが母を探すために、夢と希望のネバーランドへと旅立つところから物語が始まります。若き日のフック船長やタイガー・リリーなど仲間たちとの出会いや、ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげとの戦いを描くドラマが描かれています。秘められたピーターの出生の秘密、そしてネバーランドの運命は?『プライドと偏見』『つぐない』『アンナ・カレーニナ』の監督ジョー・ライトが、新時代を切り拓くファンタジー超大作をここに誕生させました。
本作に登場しピーターが成長していく過程でキーパーソンとなる重要なキャラクターである、ピーターとかつて仲間だったという驚きの過去をもつ若き日の〝フック船長〟役に俳優の成宮寛貴さんが、カラフルでキュートなファッションに身を包む戦うプリンセス〝タイガー・リリー〟役には女優の水川あさみさんが日本語吹き替え版声優を担当し、この日アフレコ発表に登場いたしました。

『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』アフレコ発表イベント
◆日程:9月17日(木)   
◆場所:サウンドインスタジオ(住所:千代田区四番町5-6 日テレ四番町ビル1号館6F)
◆出席者:成宮寛貴(33)【フック役】、水川あさみ(32)【タイガー・リリー役】

10月31日(土)公開映画『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』のアフレコ発表が行われ、俳優の成宮寛貴さんと女優の水川あさみさんが登壇した。ピーターを導き、共に強大な敵“黒ひげ”に立ち向かう若き日の “フック船長”の日本語吹替えを成宮寛貴さんが、ピーターを信じ、勇気づけながら共に戦うプリンセス“タイガー・リリー”を女優の水川あさみさんがそれぞれ演じる。成宮さんは「フックが次第にピーターをまるで弟かのように信頼し、助け合う姿が重なったところ」、水川さんは「タイガー・リリーの芯が強くて愛に溢れるところがイメージにぴったりなところ」、という理由からそれぞれのキャスティングが実現し、2人はシックなイメージの黒い衣装で揃え、イベントに登場した。成宮さんは若き日のフック船長について「僕が吹替えを担当しているフックは、原作のピーターパンでは悪役で有名なのですが若いころに実はピーターと仲間だったんです。」とコメントし、水川さんは、自身の演じるタイガー・リリーについて「私が吹替えを担当しているタイガー・リリーは、原作のピーターパンではフックとあまり仲が良くない人物なのですが、今回の映画ではフックと恋仲になるのかならないのか…といった役柄です。女戦士として、周りのキャラクターの懸け橋になるような素敵な女性です!」と、今回演じるキャラクターを紹介した。

そんな今をときめく二人が公開レコーディングを披露するということで、会場には多数のマスコミがつめかけた。
2人はフックとタイガー・リリーの掛け合いのシーンに挑み、息の合ったアフレコを披露した。成宮さんは、本作で初挑戦にもかかわらず見事なアフレコを披露した水川さんに対し、「かわいいです!僕は水川さんの声が大好きなんです。水川さんの方が先に収録を終えられていたので、僕が収録をする時には水川さんの声を聞きながら台詞を合わせたのですが、とてもあわせやすかったです。タイガー・リリーのキャラクターにピッタリ!」と大絶賛。アフレコ経験者の成宮さんのその見事なフックに水川さんは「いやぁ、やっぱり上手です。フックのちょっと骨太で男らしいところとか、すこしいいかげんなキャラクターのどちらも兼ね備えていて素晴らしいなと思います。」と照れながらコメントし、お互いの印象を語った。
監督からの演技指導も行われ、経験者の成宮さんが監督からの指示に見事に応える経験者ならではの余裕を見せた。真剣な面持ちでアフレコにのぞむ2人の様子を、会場に集まった取材陣もかたずを飲んで見守った。

本作のアフレコに対し、成宮さんは「大勢の前でアフレコをやることがないのですごく緊張しました。台本で読んでいるイメージの何倍も声を張らないと感情が伝わらないのがとても難しいです。フックも役者さんご本人の声が自分より低いので、そこの調整と、フックというキャラクター性もキザなところや兄貴分なところを兼ね備えているのでそういったところをどう演じていくかが難しくもあり、やりがいを感じました。」とフック船長を演じる難しさを語り、水川さんもまた、「緊張しました!アフレコというもの自体が初めてなので、何でも楽しんでやらせていただいています。本番の収録は予定より早く終わりましたが、いざ全て終わってしまうと、自分で納得いく演技ができているのか不安も感じました。このタイガー・リリーという美しくて逞しい女性のキャラクターを壊さないように演じようと思いました。」と今回のオファーへの心境を交えて語った。

また、来日も決定しているパン役のリーヴァイ・ミラーと黒ひげ役のヒュー・ジャックマンについては「ヒュー・ジャックマンさんはいつも色んな作品でびっくりさせられてしまいます。こういうこともできるんだ!って。本当に凄い俳優さんで尊敬しています。(成宮さん)」、「リーヴァイ・ミラーくんは彼自身の立ち振る舞いや、存在感に夢があり、ファンタジー作品を演じるにあたってすごく説得力のある役者さんだと思います。見入ってしまいました。(水川さん)」とコメントした。

二人が命を吹き込むこの『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』について、「映像もすごいですし、実は…僕も泣いちゃったくらいの感動作でした。子供のころに見ていたあのピーターパンが今こうして映画になっていると思うと、昔の思い出を投影させながらとても不思議な気持ちになります。是非、ひとりでも多くの方に、この誰も知らない“ピーターパン”の魅力を知って貰いたいです。(成宮さん)』、「私も本当に映像が綺麗で、感動しました。もともと原作「ピーターパン」のファンだったのですが、今回はまったく違う作品に仕上がっていて、とてもカラフルで素敵な作品に仕上がっています。原作の“ピーターパン”は自由奔放な少年っていう感じですが、今回のピーターはけなげに頑張る姿がとても可愛らしい男の子で、女の子なら誰でも放っておけない、私の演じるタイガー・リリーのように、いつも支えてあげたくなってしまうキャラクターだと思います。壮大で感動的なファンタジー作品、是非、大人の女性に見て貰いたいですね。(水川さん)』と見どころと、感動ポイントをそれぞれ語った。