映画『罪の余白』(10/3公開)に出演している、超演技派俳優・内野聖陽さんと、本作で“モンスター女子高生”を演じた話題の若手女優・吉本実憂さん、そして谷村美月さん、大塚祐吉監督が登壇し、完成披露試写会を行いました。

■日時:9月17日(木) 
■場所:有楽町朝日ホール
■イベント登壇者:内野聖陽さん/吉本実憂さん/谷村美月さん/大塚祐吉監督

あいにくの天候にも関わらず超満員の観客に大歓声で迎えられた内野聖陽さん、吉本実憂さん、谷村美月さんと大塚祐吉監督。原作のどのような部分に惹かれたかを聞かれた監督は、「心理学者の父親が娘を失った絶望の中、対決するのが娘の親友だった、という構図がすごく面白いなと思いました。」主演の内野さんも「いい大人が女子高生に見事に振り回される姿が面白くて。脚本を読んで是非やらせてください!とお答えしました。」本作出演の経緯を答えました。

そして、現在試写会で観たマスコミ内で話題沸騰、近年の日本映画には無いほどのダークヒロインを怪演した吉本実憂さんも役作りについて聞かれると、「最初はどうやって役と向き合えばいいか分かりませんでしたが監督から“人を傷つけることを楽しんで!”とアドバイスを受けてやっと役に打ち込めました。」監督からの大胆なアドバイスを披露。また内野さんからも「リハーサル中、監督がひそひそ話で吉本さんにアドバイスを送っていると思ったら、本番になるとアドリブで僕を傷つけてくるんですよ。上手くなってくるにつれ、だんだんムカついてきて!」と答え、吉本さんも「最終的には自発的に言葉が出てきました!」と完全に悪女役をものにしたようでした。そして「大人VS女子高生」の劇中の構図にちなみ、女子高生軍団がサプライズ登場!苦笑いの内野さんに、女子高生を代表し吉本さんから「女子高生に追いつめられるのはどんな気持ちですか?」と大胆な質問。たじろぎながらも内野さんは「木場咲のような女子高生がもし本当にいれば“大人をなめるなよ!“と言ってやりたいです。」と一喝し、場内は大爆笑。最後に「エンタテイメント作品でありながら、こういう年代の子を持つ親御さんには何か考えさせられる作品になっていると思います。是非楽しんでいってください。」と内野さんより一言があり、大歓声の中会場を後にしました。