この度、宇和島伊達400年記念映画『海すずめ』の製作発表・出演者発表記者会見が、9月16日(水)都内の都道府県会館にて行われました。

日程:9月16日(水)
場所:都道府県会館 402会議室 
【登壇者】
武田梨奈(俳優)、小林豊(俳優)、吉行和子(俳優)、大森研一(監督)、
石橋寛久(宇和島市長)、伊達宗信(宇和島伊達家13代当主)、みきゃん(愛媛県”ご当地キャラ”)
[計7名]

≪記者会見内容≫

総勢7名が登壇となった映画「海すずめ」の製作発表記者会見。
主演の武田梨奈、小林豊、吉行和子、大森研一監督。そして宇和島伊達家13代当主・伊達宗信氏、宇和島市長の石橋寛久氏、さらに現在ゆるきゃら1位を快走中の愛媛県ご当地キャラ<みきゃん>が登場し、まずは一言ずつ映画への思いをこめた挨拶をした。
まず、大森監督は「今月末からクランクインとなります。ご当主との出会いから始まり、愛媛県のみなさんや関係者のみなさんのご協力を得て、いよいよクランクインとなります。」と神妙なおももちで挨拶をした。次にロケ地となる宇和島市長は「仙台伊達正宗の長男・秀宗が宇和島に入り、宇和島伊達藩を400年前に作りました。今年が記念すべき400年目となり、市をあげての400年祭を行っております。そんな記念すべき年に映画製作を行えるのは、嬉しい限りでございます。宇和島の魅力を後世につなぐという意味でも期待しています。」と述べた。映画製作のきっかけとなった13代当主の伊達氏は、「西の伊達ここにありと全国に宇和島の良さを発信できればと思います。」と挨拶をした。

次に本作で主演を演じる武田梨奈は、図書館に勤務し、宇和島の街を自転車で走りながら市民の自宅に本を届けるという仕事をしている主人公を演じるが、「今日初めてキャストのみなさんと会いました。台本を読んだときに、愛の溢れた作品になると確信しています。宇和島は初めてですが、楽しみにしています。」と撮影への思いを語った。主人公の勤務先の同僚を演じる小林豊は「撮影を終えて帰る頃には、宇和島っ子になれるよう頑張りたいと思います。みかんを食べまくって、お肌プルプルで帰れれば。」と明るく語り、パテシェエの特技も持つ小林は「宇和島でオリジナルのレシピを考えたい」と映画に関係のない楽しみを期待していることで会場を笑わせた。「みかんを食べすぎて手が黄色くならないようにしようと、武田さんと話していました!」という発言に対して「そこはプロとして、宜しくお願いしますよ」と監督を苦笑させた。最後に、物語のキーパーソンとなる老人トメを演じる吉行和子は「本当にいいお話で、記念すべき年に素敵な作品に出れて嬉しい。楽しんで役にのぞみたいと思います。私が演じるのはおばあちゃんなんだけど、トメさんが恋をするころには私は恋をできる年齢ではなかったことだけはお伝えしておかなければと・・」と、ベテラン女優ならではのエッジのきいた余裕の発言で会場を和ませた。そんな吉行と初共演となる武田は「吉行さんとの共演は、吸収したいことだらけで、すごく緊張しています。今も手汗が・・・。」と共演を楽しみにしていた。

本作の舞台となる愛媛は大森監督の故郷でもあり、故郷への愛をこめて書かれたオリジナル脚本をもとに愛媛の自然を存分に織り込みながら撮影に臨むと気合を込めていた。
更に、ゆるきゃらグランプリ2015年度1位の愛媛県イメージキャラクター「みきゃん」がサポーターとして登場し、武田梨奈の映画撮影に向けての気迫のこもった板割りも披露されるなど、クランクイン記者会見を大いに盛りあげた。