大ヒット作『プラダを着た悪魔』で世界中の女性から熱い共感を集めたアン・ハサウェイが、まるで『プラダ〜』のその後を描いたかのような、ニューヨークのファッションサイトの社長を演じる最新作『マイ・インターン』(10/10公開)。本作の特別トークイベントが9月14日に行われ、本作の舞台ニューヨークと同じ出身地の河北麻友子さんと、本作の主人公ジュールズと同じく専業主夫の旦那を持ち働く女性代表の小島慶子さんが登壇した。

アン・ハサウェイ演じるファッションサイトの社長ジュールズの会社にやってくる40歳年上の“シニア”インターンをロバート・デ・ニーロが演じている本作。実はニューヨーク出身の河北さんは、ロバート・デ・ニーロの近所に住んでいたというエピソードを話し、ニューヨーク時代にデニーロが経営しているレストランに家族で食事に行ったことを明かした。「デニーロさんが経営する和食系のレストラン“NOBU”には一度だけ行ったことがあります。すごい高級でセレブ向けなんですけど本当に美味しいです。いろんな映画にも出てきてますよ」とニューヨーク出身の河北さんだからこそ話せるデニーロ情報を明かし、小島さんもすかさず「聞いたことある!エヌオービーユーってやつですよね」と言い、本作と河北さんの出身地ニューヨークのつながりをアピールした。

さらに今回、本作のポスタービジュアルに映るアン・ハサウェイと同じく、河北さんは赤いワンピース、小島さんは赤いロングドレスで登場。実はアンが着用した衣装三点がこの日のために緊急来日した。ヴィクトリア・ベッカムの赤いワンピース、セリーヌのパンツとシューズとバッグ、さらにクリスチャン・ディオールのシューズなど、実際にアンが着用し撮影に使われた豪華できらびやかな衣装が本日初公開となった。衣装について聞かれた河北さんは「すごい可愛いです。映画を見ていてもすごく可愛いなって思っていて映画の見どころの一つです。ラフな感じの服からいろんな幅のあるファッションで見てるだけで楽しかったです」とファッションモデルを務める彼女ならではのコメントを述べた。小島さんは働く女性目線から「働いている人がすごく取り入れやすいファッションでした。カジュアルでシンプルでとても真似しやすいファッションだったわ。私もこの秋アンのファッションを真似したいです」と働く女性ならではの観点からコメントした。

また、理想の結婚について聞かれた河北さんは「今まで理想の人はお父さんだったけど、デニーロ演じるベンが本当に素敵なジェントルマンで、自分が落ち込んでるときにアドバイスをくれるし、その時に一番必要な言葉をかけてくれるベンがすごいかっこよくて、年齢関係なく男性にはああいう風になってほしいと思いました。映画の中でいつもハンカチを持ってるんですけど、その理由が女性が泣いた時に差し出すためなんです。本当にジェントルマンで素敵でした」とロバート・デ・ニーロ演じるベンが父親を超えた理想の男性像になったことを明かした。

最後に映画の見どころを聞かれた小島さんは「働く女性はもちろん共感できる部分もあると思うんですけど、自分が悩んでいることは私だけじゃないんだなって思える映画です」と自身も仕事と家庭を両立させる小島さんもジュールズの生き方に共感したと話した。河北さんは「映画を見て泣いちゃいました。働く女性はこれを見て『明日からも頑張ろう』って思える映画です。男性も、ベンのようにならなきゃなって勉強できる映画なので、ぜひ男性も女性もどっちも見てほしいなっておもいます」とアピールした。女性なら誰もが共感できる感動のデトックス・ムービー『マイ・インターン』は10月10日(土)公開。