第87回アカデミー賞、第67回カンヌ国際映画祭ほか各国映画祭に正式出品され、そのあまりにも斬新な面白さで話題をさらったブラック・コメディ『人生スイッチ』(配給:ギャガ)が、いよいよ7月25日(土)より公開いたします。

日常のふとしたきっかけで人生のスイッチが切り替わり、不運の連鎖に巻き込まれた男女の落ち様をシニカルに描き話題の本作。このたび公開を目前に、「ばあや(マネージャー)がいないと生活できない」と“46歳の赤ちゃん”であることを告白、さらには世間からかけ離れた価値観と、ぶっとび発言をもって、いまバラエティ番組に引っ張りだこの元宝塚トップ・紫吹淳さんをお呼びして公開記念イベントを開催いたしました。

本作のエピソードのひとつである結婚式の修羅場を描いた「HAPPY WEDDING」になぞらえて、ジョイフル恵利のウェディングドレスに身を包みご登場。ご自身の結婚観や浮気についてのトークをするとともに、今回ご自身が目下の目標と掲げる結婚式を本番で本作のように失敗しないように、“おひとりさま”でケーキ入刀からファーストバイトと本番さながらに演習を行い、大ヒット祈願を致しました。

■開催日:7月23日(木)
■登壇ゲスト:紫吹淳  司会:mic
■会場:セルバンテス文化センター B1階 (東京都千代田区六番町2-9セルバンテスビル)

元宝塚トップで女優の紫吹淳さんは、本作のエピソードの内の一篇、結婚式での新郎新婦の修羅場を描いた「HAPPY WEDDIMG」にちなみ、ジョイフル恵利さんがデザインをした華麗で純白なウェディングドレスに身を包み登場!紫吹淳(以下紫吹さん)「今日は思う存分ウェディングを、させていただきたいと思います!」と、気合が入っているご様子。

本作、『人生スイッチ』を一足先に観賞したという紫吹さんは「6つのショートストーリーに分かれていて、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。観ている間に、『え!?そんなことやっちゃっていいの?』とハラハラドキドキの展開で、『この先、どうなっちゃうの!?』と思っているうちに最終的には『もっとやれ!!』という思いになっていて、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。」と本作の衝撃的で先が読めないドラマにのめり込んだご様子。
ご自身の普段の性格について聞かれると「基本、穏やかというよりボーっとしているのですが、唯一本作の登場人物のように“キレるスイッチ”を押させるのが、そこにいるばあや。」と舞台そでにいるマネージャーを指した。「日々サポートをしてくれている反面、スイッチを押させてしまう回数も多いですね。」とその意外すぎる回答に場内は笑いに包まれた。

印象的だったストーリーを聞かれると、結婚式で新郎の浮気を発見した新婦による復讐劇「HAPPY WEDDING」を挙げ、「新婦の復讐が破天荒すぎて気持ちが良かったです!」と紫吹さん。
そこでMCが「浮気するような男性は紫吹さん的にはどうですか?」と聞かれると、「もし浮気を見つけてしまったら、復讐というよりも…サヨナラってお別れしちゃいますかね。それか、わたしも浮気をし返すか…(笑)」とジョークを交え場内を沸かせた。「でも男性は浮気をする生き物だと思っています。私が気付かないようにしてくれるのであれば、浮気も許すかな?」と、独自の浮気観を語った。

そして、ご自身の結婚観については、「お仕事でウェディングドレスを着ると結婚できないなんてジンクスがありますが、断ちたいですね。時期としては50歳までには結婚できればなあと思っています!」と芸能活動だけでなく結婚にも意欲的な様子を垣間見せた。
MCの「お相手の理想像は?」という問いには「やっぱりお金持ち(笑) これを発言するたびに好感度が下がっちゃうのですが、今では年収一億円とまでは言いませんが私の収入より上であれば(笑)」と、それでもハードルの高い条件に紫吹節をみせた。

ばあや(マネージャー)も今回のウェディングドレス姿を見て、「早く本当のドレスを着てほしい」と語ったそうでMCがその胸中をばあやに振ると、「ドレスが似合ううちに…」と舞台そでからコメントをするばあやに、「似合ううちとかって、(そんな言い方)あるのかしら!?」と怒りのスイッチが入ったご様子の紫吹さん、唯一スイッチを押させるというばあやとの掛け合いが舞台上でも繰り広げられた。

さらに、今回フォトセッションでは「人生スイッチ」特製“スイッチ型”ケーキが登場し、結婚式の練習としておひとり様でケーキ入刀をし、自分で自分にファーストバイトをチャレンジ。「初めての経験である結婚式をまさかひとりでするとは思ってもいませんでした、お味もおいしくあま〜い時間を過ごすことができました。これを実践できたらいいですね。(笑)」とおひとりさま結婚式にご満悦な様子で無事、式を締めくくった。

最後に、本作の見どころを聞かれた紫吹さんは、「この夏、とてもスッキリできる本作を『わかるわかる!』と共感しながら見て頂いたり、私みたいに『もっとやれー!』と思いながら見て頂いたり、人生の新しいスイッチを押してくれるような本作を是非、興奮しながら笑って観て楽しんでください!」とPRしました。