2009年10月号(創刊号)の「別冊少年マガジン」にて連載が開始されるや否や、その圧倒的なスケールと世界観、壮大且つ予測不能なストーリー展開が世界中に衝撃を与え、全世界累計発行部数がついに5000万部を突破した超大ヒットコミック「進撃の巨人」(諫山創/講談社刊)。誰もが実写化不可能と思っていたこの怪物原作を、樋口真嗣監督をはじめとする、日本映画界・アニメ界・特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフの手により映画化。夏の“超大型”注目作品として公開前から大きな話題を集めています。

そしてこの度、この夏の超話題作『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』がついに完成致しました!
映画完成のご報告をすべく、主演の三浦春馬をはじめ、メインキャスト・監督がいよいよ初登場!撮影クラインクインの地ともなった、長崎県・端島(通称:軍艦島)にて、完成報告会見を執り行いました。
主人公エレン役の三浦春馬、ミカサ役の水原希子、アルミン役の本郷奏多、ハンジ役の石原さとみ、そして、本作のメガホンをとった樋口真嗣監督が、再び“軍艦島”に集結!この超大型作品へ参加した意気込みや、怒涛の撮影の日々を振り返り、この度完成した作品の手ごたえなどをご報告しました。

昨年5月11日のクランクインから1年が経ち、公開を約1か月後に控えた7月2日(木)、まもなく世界遺産登録といわれている軍艦島で、最初で最後の完成報告会見イベントを行いました!洋画大作が目白押しの今年の夏休み興行の中、日本が本気で挑んだ超大型プロジェクトの進撃が、いよいよ始まります!
つきましては、以下概況をお送りいたします。ご確認くださいませ。

完成報告会見
 本作のクランクイン以来、約1年ぶりとなる「軍艦島」の地に足を踏み入れた、三浦春馬、水原希子、本郷奏多、石原さとみ、そして本作にてメガホンをとった樋口真嗣監督ら5名。「軍艦島」が世界文化遺産への登録が間もなくと言われていることもあり、撮影を懐かしみつつ、興奮に満ちた様子で会見に臨みました。

≪三浦春馬コメント≫
本作のクランクインをしたこの「軍艦島」で、こうして完成報告会見をしに戻ってこられて、とても幸せな気分でいっぱいです。この「軍艦島」は降り立った瞬間にここのもつ歴史を肌で感じそんな中で撮影した本作ですので、映像はもちろんのこと、音も含めて大迫力の作品となりました。自分たちが公開を楽しみにできる作品に仕上がりました!早く観て頂きたいです。ぜひ楽しみにしていてください!

≪水原希子コメント≫
こうして撮影をした地に戻ってこられたことがとてもうれしいですし、とても不思議な気持ちです。
クランクインの際、「軍艦島」に足を踏み入れた瞬間に、この空間に圧倒されました。怖いところというよりは、昔、活気があったんだなというエネルギーを感じた場所です。
エンターテイメント性にあふれた作品に仕上がったと思いますので、ぜひとも楽しんでください!

≪本郷奏多コメント≫
もう間もなく世界遺産に登録される「軍艦島」でこうして完成報告会見をできるということに、この映画のスケールの大きさを感じています。原作大ファンだったので、少し不安もありましたが、間違いなく自信をもって届けられる作品になりました。特撮で撮影した巨人の生物感を大きいスクリーンでご覧ください!

≪石原さとみコメント≫
いままでいろいろな会見をしてきましたが、海の目の前で会見をすることは初めてなので、とても清々しい気持ちです。クランクインをするときは、「軍艦島」にむかう船の中で、不安とプレッシャーに押しつぶされそうになっていましたが、今こうして無事に完成して、ここで会見をできることにホッとしていますし、とてもうれしい気持ちでいっぱいです。スピンオフも含めて1年近く「ハンジ」という役と向き合ってきたので、本当に勉強して、研究しました。出来上がった作品を観て「ハンジ」と付き合えてよかったと感じることができました。

≪樋口真嗣監督コメント≫
この「軍艦島」はただの廃墟ではなく、ある日、突然人がいなくなってそのまま放置されている場所で、まさに『進撃の巨人』の世界観にフィットした、“哀しくて美しい場所”です。本当に無理を言ってお願いして撮影させてもらった場所なので、こうしてここで会見できてとても嬉しいです。
≪山内章弘エグゼクティブプロデューサーコメント≫
世界中が待ち望んだコミック『進撃の巨人』が、樋口真嗣兵団長の元、そして心臓をささげた若き俳優陣らによってついに完成いたしました。なかなか撮影のできないこの「軍艦島」という場所でクランクインをし、こうしてまた戻ってこられたことをとてもうれしく思います。

さらに、登壇者にはサプライズで、完成した映画を観た原作者・諫山創氏からの絶賛のコメントが披露され、「すっごく嬉しいコメントですね!ありがとうございます!」と三浦は感動しきり。水原も「安心しました。」と安堵の表情を浮かべ、本郷からは「これで更に自信を持って宣伝していける!と思いました。」樋口監督も「ジーンとしちゃいました!」とそれぞれコメント。会場は温かくも身の引き締まるような雰囲気となりました。

原作者・諫山創氏コメント全文

人食い巨人の話を19才で考えついた時「物作りのプロの方たちに、この物語を作ってほしい」と思っていました。
ですがそんな機会があるはずもなく、自分は下手くそなりに気持ちをぶつけて「進撃の巨人」という漫画を描きました。
それから数年が経ち、実写映画化の話をいただいた時、改めて「プロの方たちによる人食い巨人の話を作るチャンスなんじゃないか」と思ったんです。
だから僕自身から「原作の枠を取っ払ってほしい」とお願いをして「ビルの上で生活する人類」や「主人公がジャン」などあえて原作とは違う設定を提案しました。
それらはさすがに採用されませんでしたが、広い視野で物語を作っていただきたかったのです。

一足先に前後篇、観させていただきました。
巨人の恐怖や迫力が凄かったです。それだけではない巨人の愛らしさも出ていて、とても興奮しました!
映画化は、原作を再現することではなく、面白い作品を作ることが目的であるべきだと思っています。
そしてそれはこの映画で達成されたのではないかと思っています。

■公式サイト: http://shingeki-seyo.com/
■公式Twitter:https://twitter.com/shingeki_movie 
 ※Twitterハッシュタグ: #映画進撃の巨人
■公式Facebook:https://www.facebook.com/shingekimovie