映画『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』日本語版完成披露試写会が1日、都内にて行われた。この日、吹き替えを担当する米倉涼子(ブラック・ウィドウ)、宮迫博之(ホークアイ)、溝端淳平(ファルコン)ら豪華キャストが登場。さらに、アベンジャーズの“愛”のための戦いをイメージした壮大なバラード『IN MEMORIES』を歌うレトブ(WRETHOV)が生ライブを敢行し、会場を沸かせた。

♦︎日程:7月1日(水)
♦︎会場:めぐろパーシモン大ホール
♦︎登壇者:米倉涼子、宮迫博之、溝端淳平、レトブ(WRETHOV)

日本公開を前に、すでに『アナと雪の女王』、『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』を超え世界歴代興行収入第5位にランクインし、圧巻の人気を誇る本作。公開国ラストを飾る日本で、主題歌『IN MEMORIES』をレトブが生披露!

生ライブの迫力に、ブラック・ウィドウ役の米倉は「すごく前向きで、(アベンジャーズの)チームワークがひしひしと伝わってきて感動しました」とにっこり。また、本作の出来に「ブラック・ウィドウが出てくるシーンで『うわーあそこ失敗したな、大丈夫かな』って観ててそわそわしてました。たくさんのシーンがめくるめく変わっていくので、映画を満喫するために(映像に集中できる)日本語吹き替え版ってほんとに大事だなって思いました」とアピールした。
続けて宮迫も「字幕版を鑑賞したんですが、展開が早すぎて、字幕を観ながらだと(ストーリーを)把握できないスピード感なんですよ。日本語吹き替え版だと分かりやすくて、楽しかったですね」と笑顔をみせるも、ホークアイの吹き替え挑戦に「めちゃめちゃ闘うんですよ。笑ってしまうぐらい敵が多すぎて、『これ無理やん!』と思いながらやってました。結構大変でしたよ」と振り返った。

ファルコン役の溝端は『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』以来2度目の出演に「シリーズ通して大ファンなので、日本で一番最初に観れることが幸せです。吹き替え中もワクワクしながら、本当に楽しくやらせていただきました」と感無量の表情。また米倉や竹中直人をはじめ、“日本のアベンジャーズ”の活躍に「『こういう風に字幕から吹き替えにするんだ』とか、ピンチなのにジョークを言うシーンでの声のトーンなど、勉強させていただくことが多かったですね。次回はたくさん闘うシーンがあればいいなと願ってます」と良い刺激を受けた様子。

主題歌『IN MEMORIES』を披露したレトブは「映画の中の“愛”を心から表現できるようにイメージして、映画と同じような壮大なスケールが感じられる曲に仕上がりました」とコメント。溝端は「ゆっくり優しく、内に秘めた闘志を感じられる曲で、すごく感動しました。ほんとにこの映画にピッタリだと思いましたね」と笑顔を浮かべた。

映画『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』は7月4日より全国ロードショー

(Report:小宮駿貴)