この度、タナダユキ脚本・監督、大島優子主演映画『ロマンス』(8月29日(土)公開)が、6月13日〜21日まで開催される第18回上海国際映画祭「パノラマ」部門のオフィシャルセレクション正式招待作品として出品され、6月20日(土)13:30(現地時間)よりワールド・プレミア上映され、日本からはタナダユキ監督が参加致しました。

昨年は映画『紙の月』で、第38回日本アカデミー賞・優秀助演女優賞を受賞、そして第39回報知映画賞・助演女優賞、第36回ヨコハマ映画祭・助演女優賞受賞と数々の賞を総なめにするなど、女優としての活動に注目が集まる大島優子に世界がどう反応したのか——。

映画『ロマンス』第18回上海国際映画祭 ワールド・プレミア

日時:6月20日(土) 
場所:大光明電影院
出席者:タナダユキ監督

映画『ロマンス』が上映されたのは1928年にオープンした歴史ある映画館、大光明電影院。
大光明電影院は、戦前から残る映画館の中で旧フランス租界・淮海路にあるキャセイ・シアター(国泰電影院)と並びその外観、内装にオープン当時のデザインを残す貴重な映画館であり、全部で7スクリーンある内、一番大きな1300席の劇場で本作が上映された。

ほぼ満席で盛況な劇場に、監督が上映前に登壇。
監督は「今日はロマンスを観に来てくださってありがとうございます。監督のタナダユキです。楽しんでいってください。」とお客様に中国語で挨拶。その後、「大島さんの卒業後初の主演映画」と話すと、日本語にもかかわらず、「大島さん!」という声と拍手、歓声があがり、上映前から盛り上がりをみせた。

上映中は序盤の鉢子と彼氏のやりとりの時から笑いが起こり、終盤まで常に笑いが絶えず、本編終了後には盛大な拍手が起こる。

上映後の舞台挨拶では、「本作を作るにあたって、大島さんが何をやったら魅力的に映るかを考えた」とタナダ監督が話し、「大島さんをAKB時代から好きだった」と監督が話すと、客席から「大島最高!」の声と再び拍手が起こった。

最後に監督が、「機会があったら、上海でも撮影したい」としめくくり、大喝采の中、会場をあとにした。会場では、多くの大島優子ファンが本作のポスターを撮影している様子も見られ、大盛り上がりの中、映画『ロマンス』ワールド・プレミア上映は終了した。