映画『極道大戦争』大ヒット祈願イベントが15日、都内・神田明神にて行われた。この日、主演の市原隼人をはじめ、成海璃子、高島礼子、本作のメガホンをとった三池崇史監督ら豪華キャストが華麗な浴衣姿で登場。さらに、カンヌを熱狂させたゆるキャラの最後の刺客・KAERUくんが、ヌンチャクを使ったスゴ技アクションを披露!

♦︎日程:6月15日(月)
♦︎会場:神田明神
♦︎登壇者:市原隼人、成海璃子、高島礼子、三池崇史監督、KAERUくん

三池崇史監督最新作は、噛まれたらヤクザになる“ヤクザヴァンパイア”たちの抗争を描いた異色作。5月に開催された第68回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品され、海外メディアから絶賛評が多数寄せられている本作。
主人公・影山亜喜良を演じた市原は「カンヌでも大絶賛していただいて、素直に嬉しいです。(カンヌでの反応は)三池監督あってのことで、ほんとに三池組すべてのボルテージやバイタリティがすごいんですよ。そんな場に立たせていただいて光栄に思います」と感無量の表情をみせた。
三池監督は「どこの国も観たことのない映画なので、驚きながら楽しんでいただけたんじゃないかと思います。カンヌのお客さんはほんとに厳しいんですが、喜んでいただけてよかったです」と初心に戻ってメガホンをとった本作に手応えを感じている様子。

『極道の妻たち』シリーズ以来の極道映画に出演を果たし、若頭・膳場壮介を演じた高島は「三池監督の作品は大好きだったので、台本を読む前に出演を決めました。(若頭役について)まあ女性が進出している時代ですから、ヤクザの若頭の世界にも女性が入り込んでもいいんだなと思い、とても難しかったのですが、ありがたくやらせていただきました」と笑顔をみせた。

一方、市原が「カエルやカッパが出てくるわ、クレイジーな作品。KAERUくんのファンになりました」と話し、カンヌを熱狂させたゆるキャラ・KAERUくん。劇中では“世界最強の殺し屋”として君臨し、イベントでは自慢のスゴ技アクションを披露し、会場を盛り上げた。
カンヌで出会った人気ゆるキャラ・くまモンと友達になったというKAERUくんは、ライバルに「ふなっしー」と掲げ、対決したら「ハーフハーフ」と場を和ませる一幕もあった。

映画「極道大戦争」は6月20日よりTOHOシネマズ新宿ほかで全国ロードショー

(Report:小宮駿貴)