とにした、映画『しあわせはどこにある』が6月13日よりシネマライズ、新宿シネマカリテ、品川プリンスシネマ他全国順次公開されます!

満たされた生活を送っているはずなのに、ふと人生に「幸せ」を感じなくなってしまった主人公、精神科医のヘクターを演じるのは、数々の話題作に出演している個性派俳優サイモン・ペッグ。また、しっかり者の恋人クララを、『ゴーン・ガール』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、世界中から注目されているロザムンド・パイクが演じます。その他、アカデミー賞助演男優賞を最高齢受賞した名優、クリストファー・プラマーや、日本でも人気のジャン・レノ、トニ・コレットなど脇を固める豪華な俳優陣が揃い、見事なアンサンブルを奏でています。監督・脚本を手がけるのは『マイ・フレンド・メモリー』『Shall we Dance?』など、人情味あふれるヒューマンドラマに定評のあるイギリス人監督、ピーター・チェルソムがユーモアと感動をたっぷりと詰め込んだ最高のエンターテイメントに仕上げました!今回は映画の内容に沿って“しあわせ”を貪欲に求め続けている大人の代表LiLiCoさんとよしひろまさみちさんにお越し頂き熱く語って頂きました!

【日時】6月5日(金)18:30〜19:00 ※上映前のイベントです
【イベントゲスト】LiLiCo(映画コメンテーター/タレント) / よしひろまさみち(映画ライター)
【会場】ユーロライブ (東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F)

LiLiCoさんとよしひろさんがトークショーのゲストとしてサプライズで登場すると、多くの若い女性でいっぱいになった場内から大きな拍手が沸き起こった。

LiLiCoさんは、「この映画は人生再生物語で、今まで女性が主人公のそういう映画は本当に多いけど、この映画のサイモン・ペッグのような主人公はなかなかいないわよね。彼はすごく人気の俳優だけど、動きがすごく面白い。目線、視線…すごく魅力。彼がとんでもない出会いをたくさんするんだけど、普通に見えてしまうぐらいに面白いの」とこの映画の魅力を語ると、よしひろさんも、“男性による自分探し映画”の珍しさに同意しつつ、「ペッグが演じるヘクターは、旅の途中に手帳に絵や“幸せ”のヒントになる言葉を書いていくから、映画を見ながら自分も思わずメモりたくなるの」とコメント。

その“幸せ”のヒントについて、LiLiCoさんは「“幸せとは時として、すべてを知りすぎないこと”という言葉が出てくるんだけど、本当にそう。知らない方が幸せってことあるじゃない?」と深く共感したよう。
よしひろさんは、「男が自分探しをするのは賛成なんだけど、精神科医が自分に迷ってるって(笑) 自分ならこんな人には看てほしくないわよね」とヘクターのキャラクターにツッコミを入れると、LiLiCoさんも「そう、患者に何か問われても何も解決せず、質問で返す、みたいな(笑)」と返す。

本作の大きな魅力である豪華共演陣について、よしひろさんは「1人で1本映画が撮れちゃうぐらいに本当に豪華」と語り、ヘクターの恋人クララを演じるロザムンド・パイクについて、「ヘクターが旅に出た後はスカイプで登場するんだけど、ふたりの心の距離が少しずつ離れて行ってしまって『ゴーン・ガール』になっちゃうんじゃない?と(笑)」と、彼女の代表作での役柄を持ち出しつつ語った。LiLiCoさんは、ヘクターが旅の最初に乗った飛行機で出会うリッチな銀行マンを演じた名優ステラン・スカルスガルドについて、「生き方、遊び方を見てて、最初はこんな奴イヤだねーと思うかもしれないけど、遊び方がすごくスマートなの。自分で稼いだお金で遊んでるんだし、自分も働いてこんな風に遊ぶぞ!と思って頑張れる」と、自身と同じくスウェーデン出身の彼の役柄に共感を覚えたよう。一方よしひろさんは、元彼女であるアグネス(トニ・コレット)とヘクターの関係について、「元カノとこんな関係を築けていいなーと思った」と語った。

よしひろさんが、映画の見所として、「ヘクターは旅の中ですごい経験をする。こんな経験をしたら死んじゃう…というぐらいのね」と語ると、LiLiCoさんは「人と繋がろうとしているから助かる、運を掴むのよ」と続けた。さらに、「出会いが彼にとっての人生の肥やしになっていくのよ」とよしひろさんも同意。
LiLiCoさんは「コミュニケーションと出会いがこの映画の中で大事なものになっていて、今は便利なツールがいっぱいあるんだけど、人と話して、顔を見ることが大事」、よしひろさんも、「ヘクターが旅に出るのは人に会うため。だから、SNSだけじゃなくて皆もちゃんと“リアル”しましょうね」と観客にメッセージを贈った。