5月16日(土)に全国311スクリーンで公開され、大ヒットスタートを切った『駆込み女と駆出し男』は、皆さまからの「素晴らしい」というお言葉のお陰で話題に話題を呼び、絶賛上映中でございます。

国民的作家・井上ひさしの「東慶寺花だより」を原案にした本作は、江戸時代の駆込み寺を舞台に、離縁調停人が男と女のもつれた愛の糸を解きほぐし、ワケあり女たちの人生再出発を手助けする、笑いと涙の人情エンタテインメントです。

全国での大ヒットを受け、皆さまのお言葉に御礼させて頂くべく、主演の大泉洋、東慶寺の院代・法秀尼を演じた陽月華、そしてメガホンを取った原田眞人監督招いた大ヒット御礼舞台挨拶を行いました。

映画『駆込み女と駆出し男』大ヒット御礼舞台挨拶

日程:6月4日(木)
場所:TOHO シネマズ日本橋 スクリーン7 (東京都中央区日本橋室町 2-3-1 コレド室町2 3F )
登壇者:大泉洋 陽月華 原田眞人監督

上映終了後、主人公・中村信次郎を演じた大泉洋、東慶寺の院代・法秀尼を演じた陽月華、そして原田監督の3名が客席側から登場すると拍手喝さいで出迎えられました。
「ありがとうございます!お金ほしい方いますか?思いのほか重いですよー(笑)」と大入り袋をお客さんに配りながら、舞台上へ向かい、終始上機嫌。
それもそのはず、公開から19 日が経ち観客動員数60万人を突破し興収10億円を超える大ヒットが見込まれている本作は、カナダのトロントで6月10日より開催されるトロント日本映画祭のオープニング作品として上映されることが決定!さらに上海国際映画祭では話題作を上映するパノラマ部門にも出品されることとなり、海外でも話題をさらうこと間違いなしということで、原田監督、大泉さんともに舌好調の舞台挨拶となりました。

<舞台挨拶>
MC:それでは、監督・出演者の皆様からまずは一言ずつご挨拶を頂戴いたします。

大泉さん:お忙しい中、ありがとうございます!大入り袋ですが、手渡しできなかった方にも全員当たるそうなんで、大丈夫です!さっきそれを聞いて「いくらかかっているんですか?」って聞いたら「1900円ぐらいです」とのことだったんで、「だったらいい!」と言いました(笑)
大ヒット公開中ですが、みなさん油断することなく、今後もぜひ宣伝よろしくお願いいたします。

陽月さん:愛される映画になって、大ヒット成就、ありがとうございます!この映画に出演できて幸せです!

原田監督:この大きいスクリーンで私も観たかったですね。今後もティーチインなどイベントを予定していますので、末永くよろしくお願いいたします。

MC:公開から19 日が経ちまして、10 億を超える大ヒットが見込まれております。更 にお客様の中には 2 回目、3回目のみならず、5 回、6回もご覧になられているほど、 リピーターの方が続出しているそうです。 大泉さん、周りの方からの評判は如何でしょうか?

大泉さん:事務所の携帯サイトがあって、そこにファンメールが届くんです。感想たくさん来ますね。
2,3回観てるって人もいて、はまるってこういうことかと。年齢層も幅広く、今まで時代劇を観なかった人も観てくれています。撮影の合間などに寸暇を惜しんで感想を読んでいます!だって、褒められるの好きだから!(笑)
朝ドラの役が評判悪くて…その逆に「信次郎、格好いい!」って株がどんどん上がってるんですよ。
陽月さんの評判もいいんですよね。私へのメールなんだからいらないんですけど(笑)

MC:先日、原田監督は陽月さんや神野三鈴さんと新宿でティーチイ ンもされてます。
お客様の反応を直に感じていかがでしたか?

原田監督:ネットでよく見てます。2,3回観て、こんな細かいところまで観てるの!?って反応ばかりでうれしい限りです。

MC:信次郎と法秀尼のやり取りも評判でしたね。

大泉さん:みなさん、映画観て、この方だれだかわかります?
エレガントでキレイにされてますけど。

陽月さん:映画ではずっと頭巾をかぶってたので、この格好だと監督にも「誰?」って言われるんですよね(笑)

MC:ありがとうございます。 陽月さんは、4 月に開催された本作のプレミア試写会では、撮影時の薙刀エピソードを爆弾投下されて、翌日のワイドショーでも話題になりましたが、撮影中、大泉さんと陽月さんは、どんな話をされていたのでしょう?

大泉さん:エライことになったからな!また説明すると「大泉、セクハラ!?」って言われるから!(笑)
陽月さんがエアーで薙刀の練習をしてたから、「俺の腕を薙刀だと思って練習しない?」って言ったんです。
真実その通りなんだけど(笑)この方、キレイな方ですけど、面白いんですよ!
だから「どう返すか?」と楽しみに言ったんです。

陽月さん:私もモノボケ試されたと思って…緊張してたから気を遣ってくれたんですよね。

大泉さん:薙刀の先生の「ええい!」という掛け声の物まねも面白くて…
結局大したオチはなかったんですけど、現場は楽しかったんです。
ニュースが出た夜中にメールで「大変なことになったすみません」って来たんですけど
「面白かったからいいよ」って褒めました(笑)

MC: ありがとうございます。 さて、ここで皆さまにお伝えしたいニュースがございます。 カナダのトロントで6月10日より開催されますトロント日本映画祭で、この「駆込み 女と駆出し男」がオープニング作品として上映されることになりました!(場内、拍手) 原田監督は現地入りし、上映会に参加されると伺っております。
加えて上海国際映画祭で話題作を上映するパノラマ部門にも出品が決定になりました。
原田監督、欧米やアジアの国々の方にもご覧頂く事になりますが、お気持ちはいかがですか?

原田監督:10日から5日間、トロントに行きます。オープニングなので、楽しみです。
以前も字幕つきで外国人の方30人ぐらいに観ていただいて、反応がよかったです。

大泉さん:私と橋本じゅんさんとの早口でのやりとりって字幕どんな感じですか?
速すぎたりしません?

原田監督:さすがに全部は入れられないので、情報量を極力まとめました。

大泉さん:こいつ、すごいしゃべってるのに、大したこと言ってないな!って思われません?

原田監督:大丈夫、格好いいこと言ってるってわかるようにしたから!(笑)
帰国したら報告します!

MC:大泉さん、信次郎が世界でどのように受け止められるか楽しみですね!

大泉さん:「シンジロー!」って外国人に拍手喝采されたいです(笑)

MC:それでは最後に、原田監督よりご挨拶をお願い致します。

原田監督:庶民の苦しみ、虐げられた人々が戦って、自分たちの道を見つけるというストーリーが現代にも通じるものがあると思います。我々も次の道を切り開いていきたい!
観客動員数200万人超えれば、続編を作りますので、応援よろしくお願いいたします!