映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジャパンプレミアが4日、都内・TOKYO DOME CITY HALLにて開催された。この日、8年ぶりの来日となるジョージ・ミラー監督をはじめ、主人公・マックスの吹き替えを担当したEXILEのAKIRA、マックスの最凶の敵・ジョーを担当する俳優、竹内力ら日米豪華キャストが登場した。また、レッドカーペットゲストとして全日本プロレスの天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学らパワフルなゲストに加え、女優の土屋アンナ、高橋メアリージュン、叶姉妹ら美女たちも駆けつけ、会場を盛大に盛り上げた。

♦︎日程:6月4日(木)
♦︎会場:TOKYO DOME CITY HALL
♦︎登壇者: AKIRA、竹内力、ジョージ・ミラー監督
♦︎レッドカーペットゲスト:土屋アンナ、高橋メアリージュン、叶姉妹(叶恭子、叶美香)、天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学

『マッドマックス サンダードーム』(1985)の公開から約30年ぶりとなるシリーズ最新作。ミラー監督は、アカデミー賞長編アニメーションを受賞した『ハッピーフィート』(2007)以来、約8年ぶりの来日に「今日ここに来れて大変光栄に思います。素晴らしい環境の中、ファンと一緒に過ごせて嬉しい。苦労して作った映画なのでぜひ楽しんでください!」と歓喜の表情をみせた。
ファンから黄色い声援で迎えられたAKIRAは、本作の出来に「とにかく『マッドマックス』というタイトルがふさわしい、アドレナリンMAXってその通りだと感じました。ジェットコースターに乗っているような気分で、最初は緊張感から始まって、終わったあとには脱力感でいっぱいになりましたね。魂ごと揺さぶられるような作品になかなか出会えないので、ほんとに感激しました」と感無量の様子。
シリーズを通して愛着があると話す竹内は「俺が15、16の頃ですよ、第一作目が。メル・ギブソンのような上下黒の革ジャン欲しいなと思いましたが、金がねえ!ガキの頃にしては衝撃的なインパクトのある思い出深い作品だったので、今回シリーズ4作目に自分が関われて、非常に光栄に思ってます」と笑顔を浮かべた。
また、数々のアクション映画に出演している竹内から「どうやって撮ってんだ!」と目を丸くして、本作の映像に驚いたという。その問いかけに、ミラー監督は「130日間、アフリカの砂漠で毎日アクションシーンを撮っていた。砂嵐のシーンはCGだけど、すべてのシーンがリアルのアクションだよ。スタントチームが優秀で、誰一人大けがをしていないんだ」と答えると、竹内は「マジかよ!CGじゃないんだってよ、恐ろしいな!」とひっくり返っていた。

5月15日に全米はじめ世界各地で公開され、3日間の全世界興行収入は1億1000万ドルを記録し、No.1の座を獲得。全米の批評サイトROTTEN TOMATOESでは今年最高となる98%の批評家の支持を獲得するなど、世界中を席巻しており、日本でもMAN WITH A MISSIONによる日本版エンディングソング、そして最強の吹き替えキャスト陣が次々と発表され、期待は否応なしに高まっている。

映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリー他2D/3D & IMAX3D 全国公開

(Report:小宮駿貴)