5月13日に開幕した第68回カンヌ国際映画祭、2日目の14日(現地時間)に、特別招待作品に選ばれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が待望の上映を迎え、フォトコールと上映前のレッドカーペットの模様を伝える画像が届いた。

ジョージ・ミラー監督と共にフォトコールに登場したのは、新マックスを演じたトム・ハーディ、女戦士フュリオサ役で強い女を体現したシャーリーズ・セロン、今までのイメージを一新する白塗りの男ニュークスを演じたニコラス・ホルトの4人。シャーリーズ・セロンは、劇中のマックスをイメージするかのようなヴァレンティノの黒革ドレスで登場し、ひときわカメラマンたちの注目を集めた。

また、メイン会場となるバレで行われたレッドカーペット・アライバルには、フォトコールに参加した4人に加え、凶悪な支配者イモータン・ジョーを演じたヒュー・キース・バーン、ジョーに捕らわれた5人の妻たち”ワイブス”から二人、トースト役のゾーイ・クラヴィッツ、フラジールを演じたコートニー・イートンらが顔を揃え、華やぎを添えた。
中でもひときわ注目を集めたのはパートナーであるショーン・ペンにエスコートされ、黄色のロングドレスで登場したシャーリーズ・セロンだ。強靱な女戦士とはうってかわったチャーミングな立ち振る舞いで、視線を一身に集めた。新たなマックスを演じたトム・ハーディは、スキンヘッドにヒゲを蓄え、更に精悍さを増した素顔を披露した。
公式上映にも最大級の注目が集まり、ジュリアン・ムーア、ミシェル・ロドリゲス、ナオミ・ワッツら錚々たるメンバーが参加し、レッドカーペットの華やぎは終始衰えることなはなかった。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、カンヌ国際映画祭での上映の後、5月15日から全米公開となる。米の批評サイト Rotten Tomatoes では、99%という圧倒的な評論家の支持と、98%という超絶的な観客の期待度を獲得、大ヒットへの期待がヒートアップしている。日本では6月20日(土)より公開される。